先週は木曜日から土曜日まで、極端に気温が上下し、
春のようなポカポカ陽気から雪がザクザク舞い散る昼下がりまで、
強風が続く春先にありがちな変化の激しいお天気でした。
その風は日本で言う「春一番」ぽいような気もしますが、まだ時期的には早いような…。
そんな天気の中、ちょっと買いたいものがあり検索したらお店はワールドトレードセンターの中。
というわけで、久しぶりにマンハッタンのダウンタウン、ワールドトレードセンターへ行きました。
展望台のあるワン・ワールド・センターの前にはアートプロジェクトらしき展示があります。
周りのシンプルな色の建物に囲まれる中、ひときわ鮮やかさが目立っていました。
いつもはシンボリックな楕円のOculusというお店が集まっているところだけに寄って帰ります。
が、たまには他のところも見てみようかと、Oculusを抜けてニュージャージへのPathトレインの乗り場あたりへ。
ほぼ白一色で、高い天井、緩い角度の曲線の組み合わせが複雑な構造でありながら
スッキリさも同時に感じられて美しいです。
とてもフォトジェニックな場所ですね〜。全体も細部もたくさん写真を撮りたくなります。
しかし。
多分に個人的な感覚と歳のせいで、やはり私は巨大な建物というのがしんどいです。
一つのお店にたどり着くまでにかなり距離があり、実際の距離以上にヘトヘト感もすごかったです。
そして今時はみんなスマホを持って自分で検索することが前提だからか、
建物の中に地図がとても少なく、インフォメーションの場所もわかりづらく、
初めてならかなり迷うと思います。
トイレの場所もめっちゃ少なく、建物の割にあまりきれいではありませんでした。
すぐに場所が分かるのは巨大なアッ○ルストアぐらいでしょうか。
しかも強風の日に来てしまったので、建物から一歩外に出ると倒れそうなほどのビル風。
帽子やマフラーが吹き飛ばされそうになりました。
その後、近くなのでSOHOにも寄ってきました。
道路の幅が昔ながらのままで空もひらけていて、やはり私はこちらが落ち着きます。
人通りもかなり戻ってきていてホッとしました。
ただ、空き店舗がとても増えているのは寂しいですね。
以前は色々あったローカルのカジュアル系ショップなどはもう見当たらなくなっています。
（個人の感想です）
