先日、日本の新型コロナウイルスの水際対策の強化で、対象地域に指定されたNY州。
確かに変異株による感染が見つかってはいますが、
今日のニュースをチェックしていたら、
「NY州は直近7日間平均の新型コロナウイルス陽性率が全米最低に」という
クオモ知事からの発表がありました。
Governor Cuomo Announces New York State 7-Day Average Positivity Rate Is Lowest in the Nation
https://www.governor.ny.gov/news/governor-cuomo-announces-new-york-state-7-day-average-positivity-rate-lowest-nation
発表されていた主な内容は、
−州全体の7日間の平均陽性率は0.64%、58日連続の減少。
−州全体で 1007人の入院者数は10月21日以来最低の数字。
−昨日、州全体でCOVID-19で亡くなった方は11人。
−ニューヨーク・メッツのホーム球場のシティ・フィールドは、6月11日金曜日からスタジアムの90パーセントをフルキャパシティーに拡張。
野球場以外にも規制緩和が進んでいて、全体的に感染抑制、活動再開の方向に大きく動いています。
NY市からもテキストが届き、ずっと閉鎖されていたシニアセンターが再開するそうです。
ニュースにもなっていました。
屋外の活動は直ちに再開、屋内の活動は今月14日を目処に再開予定とのこと。
ずっと自宅に軟禁状態のようになっていた高齢者の方も多く、皆さん再開を喜んでいらっしゃるようです。
2021年6月1日時点でのNY市の陽性率は0.83%と、昨年パンデミックで検査陽性率を記録し始めてから最低の数字です。
NYC senior centers reopen immediately for outdoor activities, June 14 for indoor settings
https://pix11.com/news/coronavirus/nyc-senior-centers-reopen-immediately-for-outdoor-activities-june-14-for-indoor-settings/
個人的にも、最近の陽性率の低下は日常生活の中で感じていたので、
こうしてはっきり数字で出てくるとホッとします。
再開したシニアセンターはワクチン接種の有無に関わらず利用は出来るそうです。
ただし、引き続きマスク着用とソーシャルディスタンスの確保は当面続けるとの条件付きです。
