そんな○○に魅せられて

スミソニアン博物館が再オープン

昨年末の一部政府機関の閉鎖に伴い、閉館状態が続いていたスミソニアン博物館群が
一部閉鎖の一時的解除で再オープンしています。

Smithsonian museums, National Zoo reopen following temporary end to shutdown

ワシントンDCの主な観光目的地でもあるこれらの博物館群と動物園。政府閉鎖期間中は、1日45000人の訪問者を失い、
レストランやIMAXシアター、ショップなどから得られるはずの毎週100万ドルの収入を失っていたとのことです。

特に動物園は、閉鎖しているからといって、動物を放置するわけにはいきません。
給料未払いなのに、飼育員は毎日出勤して動物の世話をし続けていたのでした。
閉鎖中に動物の赤ちゃんも生まれていたそう。

入園者の目がないと、動物たちってのびのびしているんじゃないか、と思いきや、  
観察が続けられていたゾウや類人猿は、
いつも見に来る外部の入園者がゼロなので、逆に過敏になっていたそうです。
どうして突然誰も自分たちを気にかけなくなったのだろう、異変があるのでは、というふうに感じたのでしょうか。意外です。

再開したといっても、とりあえず2月15日までの繋ぎとされている今の期間、
民間の調査によると、壁建設の予算のために今度は大統領が国家非常事態宣言を行う、という点について
ほとんどのアメリカ人は反対、一部共和党議員も賛成しかねるという意向です。

Most Americans — and some GOP senators — don't want Trump to declare a national emergency to get his border wall

私の超個人的な意見ですけれど、
そりゃ今回の35日間の閉鎖でとばっちりを食らったアメリカ人にしてみたら、自分たちの生活の中で、
大統領が固執する国境の壁の優先順位って、実はかなり低いんじゃ…?という考えに至ったのではと思います。

そんなモンにこだわるより、キッチリ職員に給料払って行政が普段の生活ちゃんと支えてくれよ!
こっちは税金払とんじゃ〜!って。

しかし私が勝手に思っているだけですので
「やっぱりトランプ大統領の言う通りの予算をつけて、国境の壁、ガンガン早く作らなきゃ!」
て思い直したアメリカ人も居る…いや、多分、ごく少ないような気がしますが、どうなるでしょう。
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