日本にいる時は、地方選挙も国政選挙も、選挙権を得てからは自動的に住民票のある住所に投票のお知らせが来ていました。
アメリカはそうではなく、米国籍を持っていても、投票のために登録しないと投票のお知らせがこないのでした。
なので、選挙シーズンが近づいてくると、街角で「登録すませましたか?」とよく声を掛けられます。
ごめんなさい、アメリカ市民じゃないので、と返すと、残念そうな顔をされます。
私のようなアジア人全開の外見でも、普通に市民であること前提で「登録しましたか?」と声を掛けられるのはやっぱりNYぽいでしょうか。
どうせ調べても投票できないしな〜と思って結局、アメリカの連邦&地方選挙の仕組みは完全に理解出来ていません。
ただ、選挙結果でNYの政策などが変わると自分の生活に何かしら影響があるのは間違いありませんので、
やはり気にはなりますね。
今回は知事選の一次選挙他で、今年、州と連邦の別の第一次選挙を実施したのは、全米でNYが唯一の州だそうです。
New York Primary Election Results
民主党候補者の選挙結果は、現職のクオモ知事が勝利を収めました。強いですね。
挑戦者はあの「Sex and the City」の主演女優の一人、ミランダ役の、シンシア・ニクソンさんで知名度は絶大。
普段、セレブを見てもいつも気づかない鈍臭い私でも、彼女は何度か街中で見かけるぐらい活発な選挙運動を展開していました。
(見かけても「毎回写真を撮りそこなっている」という点ではやっぱり私、鈍臭いです)
基本は民主党と共和党の2大政党です。しかし上のリンク記事のAttorney Generalの項目を見ると、独立系の政党名もありますね。
日本でも大きく報道される大統領選挙戦でも感じられますように、選挙は半分大掛かりな祭りイベントのようで、お金もかかります。
クオモ知事は8月末の時点では毎日50万ドル(1ドル=110円換算で5500万円)費やしていたとありますね。すごいですね。
なんだかんだ言っても、とりあえず今は経済がまあまあ良いので現状維持で行きそうな感じです。
少々不満はあろうとも、自分の懐が温かいのがまずは一番!っていうのがアメリカ人の本音でしょう。
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