いろいろな場面で、
SNSのような、いいねの数と、アクセス数と、フォロワーの数と、収入の多寡が判断基準で、
善悪、正誤、虚実、真贋、正邪、は二の次というか、判断基準でなくなってきている、
価値観の優先順位が明らかに違ってきたのでは、
と個人的に考えさせられることが増えてきました。
いわゆる迷惑系の配信者とか、そんな感じですね。
…となんとなく書きはじめましたら、こんな↓ニュースがあったのですね。
アメリカの多数の州がMetaを訴えたそうです。日本でも報道されているようです。
インスタが子どもの鬱や不安障害、不眠症などメンタルヘルスの不調に関わっている、と。
Meta's Instagram linked to depression, anxiety, insomnia in kids - US states' lawsuit
https://www.reuters.com/legal/dozens-us-states-sue-meta-platforms-harming-mental-health-young-people-2023-10-24/
個人やグループではなく多くの州が、アメリカを代表するような企業を訴える、というのは、
SNSが特に若者世代で、メンタルヘルスに深刻な悪影響がみられ、
それが単なる直感や雰囲気ではなく、明らかなエビデンスもあるからなのでしょう。
NYCでは、SNSでアクセス数が多い(バズる)サブウェイ・サーフィンの動画投稿について、
命の危険に関わるから絶対に止めるようにと、市を挙げてキャンペーンをしています。
若者の事故件数が急増しています。
Two 14-year-old boys died subway surfing exactly one week apart, NYC officials say
https://www.nbcnewyork.com/news/local/two-14-year-old-boys-died-subway-surfing-exactly-one-week-apart-nyc-officials-say/4466368/
我が家は、以前にも記事にしたように思いますが、
子どもの通う学校ではSNSが原則禁止です。本人もそこまで興味がないようです。
(親の知らないところで何かあるのかも知れませんが…)
SNSも上手く使えば、コミュニケーションやビジネスのツールとして
プラス面も多いと思うのです。
ただそれ以上に、ここまでくるとやはりマイナス面が大きいのかも知れません。