そんな○○に魅せられて

そして一部閉鎖は続く

3週目に突入後、あっという間にまた日曜日がきてしまった、アメリカの連邦政府一部閉鎖。
今までも何回かありました一部閉鎖ですが、最長記録に突入の様子。
トランプ大統領は民主党との話し合いの場から出て行ってしまったとの報道もあり、
こう着状態が続いています。

Government shutdown breaks record, with no end in sight

先週金曜日は、連邦政府の職員(適切な日本語の表現ではないかもしれませんが)80万人に給料の支払い停止が発生です。
ワシントンDCのスミソニアン博物館は閉鎖中、空港の保安業務や食品の検査業務にも影響が出始めています。
日本だったら、最も安定した職業であるはずの国家公務員の給料が支払われない、なんて
まず考えられないのではないでしょうか?

NYCは以前から独自路線で色々なことが回っている場所で、
個人的には連邦政府の一部が閉鎖になった影響が大きく感じられずに今まではきました。

しかし、いよいよ地下鉄やバスを運営しているMTAに交付されている補助金が停止するのと、
衣食住のうち、食に関する業務が停滞しそうで、これは本当に困った状況になってきた、
と思っています。

MTAは市内のバスや地下鉄の初乗り料金が2ドル75セントと、日本の東京や大阪の地下鉄よりも割高になっています。
といっても、一部の高速バスなどを除いて、市内なら料金一律。
例えばウオール街あたりからヤンキースタジアムまで、結構な距離を乗っても一般料金は2ドル75セントです。

ただ、ここ数年は遅延が多いのに毎年のように料金が上がり、なんとなく割高感が強くなってきていました。
ここで補助金停止のためサービス低下となると、かなり利用客が離れる気もします。
市内だと、普段の移動手段を自転車でという人も増えてきています。

テレビのニュースを見ていると、各局で切り口が異なっていて、
こんな閉鎖は馬鹿げている、大統領のやり方が一番安全を脅かす、という論調もあれば、
「私は不法移民によって、実際こんな不利益を受けた!」という市民についてのレポートもあります。

この一部閉鎖の状況って、結局、大統領本人も含め、誰も得をしていないように思いますが、
ここまで延ばして、なおも延ばすほど前向きな意味があるのか、私個人としては頭の中が?マークだらけです。

とりあえず暫定予算を通してから仕切り直せば、と思うのですが、
ワシントン的な思考では、そういうことではないんでしょうね…。うーん。
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