一概に治安の差だけではなくて、考え方や価値観の違いもあるのだなあ、と私個人は大変興味深かったです。
NY市の場合、記事中になかった国や地域からも多くの人々がやってきています。
その関連で色々検索していたら、去年の6月の記事でちょっと古いのですが
「失敗国家」という言葉にひっかかりました。
「失敗国家」ランキング、ソマリアが5年連続首位 日本は悪化
“同ランキングの発表は8年目。
世界177カ国の不安定さを比べるために社会、経済、政治的要因12項目を指数化し、合計を算出して順位を付けている。”
だそうです。
日本は去年のランキングでは順位が悪くなっていて、アメリカより失敗ランクが上に来ています(え~っ!)
ランキング最上位のソマリアでは
“比較的平穏な首都モガディシオを除いて各地で戦闘が続き、無法状態が広がっている。
政府が機能せず、テロや反乱、犯罪が続発し、海賊が外国船の襲撃を繰り返している。”(引用終わり)
もう滅茶苦茶ですね。
ランキング全部が掲載されている調査機関のウェブサイトはこちら↓です。
The Failed States Index 2012 Interactive Grid
ランキング上位国からNY市に来た人たちだと、日本人の私が「NYは危ないよね」といくら力説してもおそらく
「So what? What are you talking about??」
てな感じでしょうか。
こう、失敗状態が当たり前になってしまっている国で「秩序」とか再構築するのは本当に気が遠くなりそうですね。
どうしたらいいんでしょう。
…ってここでヌクヌクと暮らしている私ができるのは、
日々感謝して過ごすことぐらいでしょうか。
今年のランキングはまた6月ぐらいに発表されるのでしょうか。日本の順位はどうなっているでしょう。
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