
これは多目的アリーナで、NBAのブルックリン・ネッツのホームスタジアムとなる、
バークレイズセンターが、いよいよオープンする日の告知なのでした。
9月28日といえばあと1週間。

20日に撮影したこの時点で、まだまだ「工事中」の雰囲気が…。
日本だったらオープン予定日の1週間前といえばほぼ完成、あとは細部の最終点検、というような
段階だと思うので、嗚呼アメリカ、と妙に納得しております。
当初の建築計画では、周辺地区も一体でオフィスやら住宅やらもある巨大プロジェクトになる予定だったのです。
しかし、その後の経済の停滞や諸般の事情で計画が二転三転、こういう形でオープンするみたいですね。
最寄り駅のアトランティックアベニューは、地下鉄9路線と長距離鉄道、そしてたくさんのバス路線が走る、
交通の要衝で、アリーナ来場者にも、公共交通での来場が推奨されています。

が、
アリーナ完成前から、既に朝夕のラッシュ時の混雑はものすごいことになっています。
NBAのもうひとつのNY市内のチーム、ニックスのあるマジソンスクエアガーデンの最寄り駅は
マンハッタンの34丁目(ペン駅)で、こちらの構内は巨大モールもあり、空間も広々としています。
一方、アトランティックアベニューは、構内がそれほど広くなく、各々のプラットホームも狭いので、
ここ数年、混雑時には階段まで人があふれるという、まるで東京の通勤時のような光景が
見られるようになっているのです。
アリーナに向かう駅の階段とか増設しているのですけど、周辺道路も始終渋滞している有様なので、
これでバスケットの試合やイベントがあった日にゃ、どんなことになるんでしょう…。
先日の記事にも書いたとおり、体格もスーパーサイズの人が多いので、
そんな人たちに挟まれて身動きとれなくなったらどうしよう、と今からびびりまくっている私なのでした。