加西市アロマ&ハーブ・カラー&アートでゆったりセラピー~ルシーラ~【Rucira★】~ようこそ癒しのログハウスへ

ハーブティーと共にくつろぎながら、ゆったりセラピーを味わってみませんか。
あなたの好きなあなたに戻れるサロン。

I love Art④

2011-03-25 23:15:11 | アート
小林かいち ~彼女の青春~
『待つ』『不安に思い』『嘆き』『酔い潰れる』

大正から昭和初期の絵葉書などのデザイナー。
アールヌーボーやアールデコを取り入れた日本のビアズリーとまで言わないけれど、決して明るい感じの絵ではない、どこか寂しい気で媚びない美しさがいいですね。
顔に目や鼻を描かなくても、彼女の表情や想いがデザインから伝わってきます。
かいちのデザイン性の高さが伺えます。

I love Art③

2011-03-23 23:11:31 | アート
ゴッホ『花咲くアーモンド』

ゴッホと言えばアルルの燃えるような光を黄色で描いた『ひまわり』や黒を使わずに黄色と青色の補色をバランスよく使った『夜のカフェテラス』などが有名ですが、私はゴッホの絵の中で『花咲くアーモンド』が1番好きです。
生前、絵がほとんど売れなかったゴッホが生涯画家でいる事が出来たのは唯一の理解者である弟テオの援助があったからです。『花咲くアーモンド』は弟テオに子供が出来るお祝いにゴッホが送った絵だそうです。
優しい絵だと思いませんか?

もうすぐ花見の季節ですね。
日本に憧れていたゴッホは好きな浮世絵を何枚も模写してます。もしかしたら、アーモンドの花に日本の桜を重ね合わせたのかもしれませんね。

I love Art②

2011-03-18 10:03:34 | アート
イリヤ・レーピン 『サトコ』
ロシア版、竜宮城物語とも言われてる主人公サトコの物語。
サトコと言えば女性を連想しますがサトコは右下の男性。
サトコがイリメニ湖の王女と出会うシーンを幻想的に描いてる。左上には地上で待つ妻リュバーヴァの姿が。

イリメニ湖の女性達に誘われたサトコのように見てる私もこの絵に誘われます。

レーピンは他にトルストイの肖像画や風景画を描いていますが『サトコ』はレーピンが唯一描いた幻想絵画と言われています。

I love Art①

2011-03-15 21:35:08 | アート
ワッツの『希望』
好きな絵の一つです。不安定な球体の上に盲目の女性、最後に残った希望は一弦になった竪琴の音色のみ。

一見、『絶望』にも見えるこの絵を『希望』と呼んだワッツ。
どんなに些細な事でも『希望』に繋がる。絶望的だと感じてても人はそこに希望を見出だす事ができる。
被災地にも希望の音色が届きますように・・・。

私の好きなモデル達①

2011-03-14 23:55:57 | アート
私がモンパルナスのキキを知ったのは、ある美術展でモンパルナスのキキの絵が飾られていたのがきっかけです。その時はまだ美術にも疎く子供っぽい絵だなとしか思わなくて絵よりモンパルナスのキキと言う名前の方が印象的でした。
キキは15才で家出してからモンパルナスで当時蔑まれていたモデルをしながら生活をしていた自由奔放な女性。
無名画家からはモデル代は貰わず、その日の食事をご馳走してもらう生活。
強く逞しく愛おしい、私のとても好きな女性モデルの一人です。

私は強い女性が好きなんですね。だから、私の周りには頼れる女性がいっぱい。
この震災でチャリティYogaをしてくれる先生や新たなプロジェクトを立ち上げる先生。
女性は強いです。
きっと、復興を支えるのはこんな強い女性なんだと思います。