まあ、あんまり人気がない首相ですが、岸田首相は「いい人」だと思います。
安倍首相や菅首相、その他自民党議員は野党に対してヤジを行ったりあげ足取りをしたりしますが、岸田首相は言わないですね。周りの自民党員が野党の失策を責めるよう言って、ちょっと言おうと努力するらしいのですが、途中でトーンダウンしてやっぱり言わないそうです。確かに岸田首相が「あんな人たちに負けるわけにはいかないんです」とは言いそうにないですね。自分らしくないことはしない方がいいと思います。
ただ、この岸田首相、粛々と政治を進めています。まず、防衛予算増額。なんとなくあっという間に決まりました。
次に新NISA。貯蓄から投資へを進めています。個人個人がリスクをとる社会がいいかというとそうではありませんが、貯蓄が金融機関の重しになっていますので、金融危機で共倒れを防ぐには、個人にもリスクをとってもらう必要があるのでしょう。韓国で投資が進んでいるのは、アジア通貨危機時に金融機関への貯蓄が多すぎて、金融機関を助けるために国もつぶれかねない状況であったから投資への移行が進んだと聞いたことがあります。
あとは派閥解消。文句ばかり言う安倍派がいなくなって良かったですね( ´艸`)。世襲の自見議員でさえ、派閥のパーティー券を捌くのが大変で負担になっていて、辞めたがっていたとのことなので、派閥辞めたい人多かったんでしょうね。これで、岸田一極体制が整いました。
さてさて、人気のない岸田首相、これからどうなりますか?