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【リンダちゃん】2003年2月の悲劇

2007-02-01 20:11:30 | 左系観察・リンダちゃん

07/2/1にリンダちゃん(と思われる方)が来店されましたので、
予定を早めて公開(本当は古ネタの再上げ)します。
原稿のストックも尽き、リンダちゃんエントリ自然消滅か?
と思われた矢先のご来店、本当に痛み入ります。
またリンダちゃんネタ集めの気力も沸いてきました。
(ほんとに***でなにをお勉強したやら)





2003年2月の発作

http://sapporo.cool.ne.jp/hommelets/200302.html

Date: Thu, 27 Feb 2003 15:08:08 +0900
From: 攝津正
To: T
Subject: Re:

Tさん

具合が悪いといっても、病院やアフガニスタン女性の講演会に出かけられないくらい
のものですから、たいしたことはありません。いまは晴れています。だからこれから
病院に出かけようかなと思っています。ただ病院にいっても無意味ではないかという
気持ちが強くあります。薬をもらうだけです。

このところ夢見がひどく悪く、目が醒めてからしばらくの間、ランダムに映像や語や
観念が融合したり分離したり、不思議な光景や音を目にすることが多いです。夢の一
次過程を二次的加工抜きでそのまま、醒めた自己が見つめている━━強制的に目撃し
ている、というような不思議な感じです。そのときに出てくる語や映像や音の連合は
とても奇妙なものですが、事後に再生するのは容易ではありません。

KJ法は連想を秩序づけ生産的にするひとつの技法です。わたしも小学生の頃、『発
想法』や『続発想法』に━━オカルト的な瞑想や夢見法などの実践とともに━━のめ
り込みました。わたしがそれらを断念し、精神分析に向かったのは、中学生か高校生
のころです。それは生産ではなく治癒を目的にするようになったからでしょう。発明
や技術で自分の生を変えることができるかもしれないということに、いったんは懐疑
的になったのです。

しかしその後夢の解釈などを10年ほども続けて、症状は良くなるよりも悪化したと
思わざるを得ません。だから、今は精神分析には懐疑的で、神田橋のいうような養生、
ベイトソンのいうような精神のエコロジー、ガタリのいうようなスキゾ分析に向かっ
ています。



☆お気の毒です。


☆(略)

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Date: Fri, 28 Feb 2003 03:54:32 +0900
From: 攝津正

☆(略)

Tさん

病院から帰り、ホームページを作りました。

○nutty queer associationist
http://sapporo.cool.ne.jp/hommelets/

つらいです。

家で**に「死にたい」と言ったら、
「*****には分からないから、病院で診てもらうしかないわね」と言われ、
病院に行って医者に「死にたい」と言ったら、
「そういうときには、思いとどまって」と軽く言われました。

それで、発作を起こしてしまいました。


対話精神療法━━精神分析にアクセスできないので、
自己分析を15年も続けてきましたが、効果がありません。

わたしが求めているのは、たぶん生の価値なのでしょう。
それがないと感じている、ということなのでしょう。

どうすればいいのかしら。

明日、図書館で、ひさびさにKJ法の本でも借りてみようかなと思っています。
でも、人生の問題をKJ法で解こうとしたことは、実は過去にあります。
それでだめだったから、KJ法を放棄したのです。
しかし今やれば、結果はちがうかもしれません。



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Date: Fri, 28 Feb 2003 18:01:40 +0900
From: 攝津正
To: T
☆(略)


Tさん

○an unlimited partnership femmelets
http://chiba.cool.ne.jp/femmelets/

またひとつホームページをつくりました。
ホームページをつくるたびに、
神秘的な恍惚というか類精神病的な発作というか、
独特な感じに襲われます。

シュレーバーのいう「基本語」、
ユングの患者━━じぶんをソクラテスだと思い込んでいた女洋裁師のいう「強力語」、
あるいは暗号で、長年の内密の経験を露わにしてしまった、という
一種の達成感━━苦痛と寂寥を伴う奇妙な満足感が生じるからです。

それは作品や自己表現として、ということではなく、
何かもっと神秘的な━━うまくいえないけど、
運命の暗号を顕示することに成功した、という感じなのです。

an unlimited partnership、というのは、たとえば単に
「合名会社」のことですが、それが暗号しているのは、
制約のないパートナーシップ、果てしのない愛です。
さらに「合名会社」というのも、固有名と固有名が
「合わさる」━━掛け算されるという、不可能な算術を
暗号しています。

懸命にソクラテスになることを通じて、任意(不定)の誰かの
心身の内奥で固有名━━出来事が受肉し花開くように、
わたしたちの内臓の奥深く、直腸の奥深く━━どんな自我〈わたし〉も
溶けさり、かわりに幽霊たちが生まれでる場所で、
特異な出来事が花開きます。
それは、密やかな大饗宴ないしは乱交━━ORGIEであり、
そこでは責苦も悦楽も生も死も、直腸の襞々のうちで、
溶けていってしまうのです。ちょうど、エリック・ドルフィーが、
音楽が終わるとき音は空中に消え去ってしまう、といっていたのと
同じように、性交が終わるとき苦痛も快楽も襞のうちに消えていってしまいます。



そのような不可能な体験を共有するコミュニズムの場が、
an unlimited partnership femmelets なのです。

わたしはこういったことを誰にも伝えることができない、
この世の中ではひとつの電波として、混信として、
処理され忘れ去られていくよりほかないのだ、という気がしています。
わたしは不可能なものの巫女であり、
しかし仕えるべき神々や従うべき宗教がないため、
影絵━━この世の中では病人や不審者として隠れて生きるよりほかありません。

とりとめがなくなりましたが、
メールをいただいたことには感謝しています。
昨晩の状況では、Tさんの言葉を読んだだけでも気持ちが楽になりました。
薬のおかげで、寝起きは少し気分がよかったけど、
いまはまた亢奮状態にあります。明日出かけて、以前のアカーの知り合い ━━Oさんとも知り合いの人━━と会って、ほんの少し
トランス状態からこの世に戻り、現実感覚を取り戻す訓練をしてみよう、
と思っています。

それでは。



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