茶々

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人気の中国茶・緑茶

2012年12月05日 09時02分47秒 | 日記
中国緑茶は炒青殺青が中心だから、日本茶より自然さは減少傾向にある。茶種による相違が面白い。味は日本緑茶に比して爽やかさに富む。

  良い緑茶を選ぶには、経験が必要だ。よく乾燥していること。形状は均一で、壊れていないものがよい。香りも大切だ。中国緑茶は多様で、用いる茶葉や製法による特徴がある。それぞれの特色を理解することが良い緑茶を選ぶには大切だ。

中国茶碧螺春


 中国茶緑茶の製造工程は、摘んだ茶葉を早々に殺青→揉捻→乾燥するを基本とする。
殺青は茶葉の酵素作用を止めるのが目的だ。つまり、カテキン類が酸化されて重合する活性を止めるのだ。緑茶は酸化なし(不発酵)なので、萎凋することなく殺青する。
殺青法には熱蒸気で蒸すか、釜で炒る方法とがある。中国緑茶は、明時代以後、炒法が中心となった。唐代までは現代の我が国が用いている蒸す方法が主流となっていた。
揉捻後に乾燥させる。その方法には三種類がある。火で炒めた炒青緑茶、火であぶる炙青緑茶、天日で乾かす晒青緑茶がある。
仕上げの外観は形成方法によって異なった形状となる。扁平、針状、丸めたもの、くるくる巻きにしたもの、結んで芯状のものなどがある。