とことんV・ファーレン

今季もJ2で戦うV・ファーレン長崎 J1復帰を目指す!

V・ファーレン長崎VS大分トリニータ

2017-05-18 19:11:39 | V・ファーレン長崎
前半は長崎が圧倒して攻め立てる。
前線からの守備が鋭くボール奪取からシュートまで行ったり、細かい繋ぎも見せるなど、自陣からの素早い攻めからの怒涛の攻撃もあった。
しかしファンマのボール奪取から澤田のシュートや、終了間際にファンマが巧さを見せ付けてからのシュートなどチャンスを逃してしまう。
そしてなんと言っても序盤から幾度となく得たセットプレーをひとつも物に出来ずと。
たぶん15~16コぐらいあったんじゃないかな。
後半は相手にボールを保持されペースを握られてしまい長崎は攻撃の決め手を欠く。
折角得たセットプレーでも強さと高さを誇るファンマを上手く使えず、流れの中でもクロスの精度を欠いて噛み合わない。
すると77分にセットプレーから失点し先制されてしまう。
だが長崎も81分にスローインからの流れでファンマがゴール前で倒されて得たPKを、ファンマが落ち着いて決めて追い付く。
その後相手に繋がれてヒヤリとするピンチがあったが、GK増田の勇気あるビッグセーブでゴールを割らせない。
そして時間が経過して行き、試合はATに入り終了間際の最後の最後にドラマが待っていた。
ペナ内でゴールに迫る飯尾が倒されPKを得て、蹴る前に主審に水を差されたキッカー・ファンマのシュートはブロックされるが、その跳ね返りを待ってました!とばかりの鋭い反応で途中出場の中村が思い切りゴールに蹴り込み、そこで試合終了のホイッスル。
中村は喜びを爆発させサポーターの元へ駆け寄り、スタジアムのボルテージは最高潮に達した。
長崎の粘りが実り2-1での逆転勝利!
ただ最後のPKのとこ飯尾が倒された後、宮本がゴールに流し込んだんでそっちのゴールを認めててもよかったんだけどね。
中村が決めたからよかったが、これがなかったらえらい事になってたよ。

前回ここ2試合決まってるであろう得点が決まってない流れがあると書いたが、前半終了時にはまたこの流れかと嫌な予感して、後半セットプレーでやられた時には頭抱えたが、前節があれだったんで絶対に負けれないという粘りが2度のPKを生み、守備でも失点はあったが前節踏まえて集中が切れなかったんでね、見事な逆転勝ちに繋がった。
前半特にそうだったが長崎の良い時って、出足いいハイプレスがはまって相手にサッカーをさせないしそこは素晴らしかった。
あれを90分通して出来ればいいんだが、体力的なとこもあるし特に暑くなるこれからはそう簡単ではないわな。
しかし前半にあれだけセットプレーあったんだからせめてひとつは決めないと。
長崎のセットプレーで相手が一番警戒する選手はもちろんファンマなんだが、そこを活かして他の選手でというのも判るが取れてないんでね、折角高さと強さで別格の選手が居るんだからもっともっとファンマに集めてその辺り徹底していいと思うが。
それこそ国見高時の平山みたいに、平山、平山、平山とあんくらいボール集めたっていいよ。
それと古部がいまいちだったんで、過密日程というのもあるし久しぶりに翁長で行ってもいいと思うが個人的には中村の左WBも見たい。
昨年もそうだったがサイドからの有効な仕掛けが面白いんでね。
でも高木監督は今季の中村はトップかその下でと考えてると思われるんで難しいとこあるが、この日のように吉岡などシャドーでスタメン起用するんであれば、中村はフル稼働させたい選手だし状況次第では選択肢として有りだろう。
それに中村は両サイド行けるんでWBの選手になにかあった時なども当然有りやね。




最新の画像もっと見る