あまりの暑さにタイガーも飴のように溶けて……んなわけないですね。(^^;)
実際、ここ数日の関東地方は、ほんの少ししのぎやすい感じがします。
てなわけで、穴倉に日が差し込まなくなる時間を見計らってタイガーのプチ整備なぞ。
まずはバッテリー補充電。いつものワンタッチコネクターでラクラクです。
1分たらずで満充電のサインが。これは心配なし。
続いてはタイヤの空気圧チェック。ウチはタンデム率の高さゆえか、結構エアが下がるの早いんだよね。
タイガーの指定空気圧はタンデムハイスピードラン前提の欧州車らしく、フロントが2.34bar、リヤが2.9bar。
一方わが白虎の実測値は、同じく1.9の2.0という按配。
ワインディングでグリップ重視、というなら悪くない数字かもしれないけど、これからちょいとばかりハイウェイランが続くので、いつものフットポンプにて規定値ややマイナスというところまで加圧しておく。
続いてクラッチワイヤーの遊び調整。暑さも手伝ってか、かなり遊びが大きめだったので、レバー側のアジャスタじゃなくエンジン側のメインアジャスタにて調整。実はこっちの方が作業が楽だったりするのがこのエンジンの不思議なところだったり(笑)。
お次は各部のボルト・ナット類を増し締め。
車体全体を見回すようにチェックしていくと……

OH! アンダーカウル右前方の固定ボルトが脱落寸前!
(写真は増し締め後ね(^^;))
ほとんどネジ山3つくらいで引っかかってるような状態で、見落としてたら間違いなくどこかに落としてくるところだった。セーフ。
引き続き各部を増し締めしていくが、タイガーを含むトラの3気筒車は官能的なビートと引き替えに、各部に出る微振動がこうした緩みを発生させやすい傾向があると感じている。クランクケース部のボルト数が以上に多いのは、一つや二つ脱落しても大丈夫(!)というフェイルセーフの設計思想なのでは?と思うことも(笑)。
要は日々のメンテでしっかりチェックしておけばイイので(締めすぎは×よ♪)、オーナーさんは愛情込めて整備しませう。
最後は灯火類の動作チェック。こちらは問題ナシ。
さぁてと……準備完了だ。
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快適な毎日で~すぅ♪
自分はかなりズボラです。笑
W2SSはそんな自分でも長年乗ってきました。笑
どこに行かれるのでしょうか?(^^♪
この時期は山がいいですね~。
カラッとした程好い暑さにビールが美味しい
です。
ねじ、ボルト類のチェックは自分も早速してみます。
なるほど!!そ~ゆ~事だったんですね。
全ての事に意味がある。と言う感じでしょうか。
やっぱしイイなぁ(^^)>北海道
>KAZさん
いや、ボクも性格的にはズボラなんですが、命は惜しいものでして……(^^;)
>はっしぃさん
もろもろ背負って西日本を巡ってまいりました。
ジメッとした異常な暑さでしたが、ビールはやはり旨かったです。
>虎蔵さん
意味なきことも素晴らしきかな、と。(^^;)