Season's greeting from Finland

折々にフィンランドでの生活・風景・教会の様子などをお便りにしたためます。フィンランドから愛と祈りをこめて。ビリピ・ソベリ

学校、さよなら

2014年02月17日 | Finland

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今年の冬は、雪がとても少なかったが、二月中旬のある夜、ひらひらと降ったやわらかい雪が世の中を真っ白く飾ってくれました。高校三年生たちの伝統的なお祝いの日です。

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昼頃、近くの高校・夜間高校の校庭に向います。高校三年生の毎日の勉強が今日で終わり、週末楽しくお祝ってから,来週は全国受験が始まります。

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校庭に駐車してある十台程の大きなトラックにカラフルなスローガンが貼ってあるし、集まった人々は、トラックに乗ろうとする学生たちの写真を写しています。

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もうすぐ出発、トラックの最後の仕上げです。

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急いで市場の方に歩きます。いつもの屋台がまったく見えませんが、シティホールの前の大通りに沿って人がいっぱい立ち並んでいます。

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もう来た、来たぞ。クオピオ市や近郊の高校生みな嬉しそうに騒いで、トラック三十台に乗ってゆっくり通り過ぎます。子供は、トラックから投げてくるキャンディを一生懸命拾っています。

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この高校の生徒たちは今年の「クオピオ上級」だと書いてありますが、よく見ると日本の「ハローキッティー」も乗っています。

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わたしも足元に飛んできたキャンディをいくつか拾って、家に帰ってから55年前の懐かしい写真を探してみました。

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わたしたちの組のみんなが「森の優しい鬼たち」でした。わたしの毛皮帽子も後ろの真ん中にちょっと見えます。

55年の歩みは、世界一周を回る長い道のりでした。しかし神は共にいて、行く道を守ってくださいました。その信仰と喜びを今日の若者たちにもお祈りしてみましょう。