学びの時空へ

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長引いた休校期間と学力格差

2020-06-17 22:21:32 | COVID-19と子どもたち
 休校期間が長引いたことによって、子どもたちの学力格差が広がったのではと懸念されます。長い「おうち時間」をひとりひとりの子どもたちがどのように過ごしたかは学力に大きな影響を及ぼしていると思われます。
 学習意欲の高い子ども、学習環境の良好な子どもは教材や児童書、ネット上のコンテンツなどを活用して有意義な時間を過ごしたことでしょう。その一方で、学校から多くの課題が出されても、保護者からの助言、援助を充分に受けられないために「消化不良」のまま終わってしまった子どもたちも多かったようです。
 オンライン授業も実施されましたが、学校によって質や量の格差があったのではないでしょうか。
 家庭の経済事情によって、集中して学習に取り組める生活環境やオンライン授業に必要なICT(IT)環境に恵まれず、精神的なストレスを感じた子どもたちも少なくないことが想像されます。
 学校あるいはその他の「リアルな学びの場」の価値をこの機会に大人たちはあらためて認識すべきではないでしょうか。子どもたちにどのようなかたちで学力保障ができるのか、大きな課題が残されたように思います。
 次の冬季にはCOVID-19がまた流行する可能性があります。その時にはまた、子どもたちの学習に役立つコンテンツをウェブサイト「学びの時空へ」で提供したいと考えています


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