あなたとねこと音楽と

レフティーウッドベーシスト、原田通治のブログ!
ときどき主役はねこに変わります!

座間雑感その〓

2010-12-23 01:49:45 | スケジュール
今回、このトラの話を持ってきてくれたドラマーに、数年前にも座間だか厚木だか横田だか、どっかの米軍基地の中のジャズのセッションに呼んでもらった事があったんですよ。

その時に、アフロアメリカン達から


「で、今日本のジャズメンの間では、どんなラッパーが人気あるんだい?」てな事を口々に言われて…


「いや、日本のジャズメンは、ほとんどラップ聞かないから。
あ、でも、個人的には、CoolioとかPublic Enemy(Anthrax絡みで!)とか好き。」

と言ったら「え!!!ラップを聴かない!?それで、どうやって、我々が何世紀にも渡って築きあげてきた、リズムのコンセプトを理解するっていうんだい?」

と詰め寄られまして(?)。


あと、どうせ聴くなら、Coolioよりも、もっとハードコアなやつ、ギャングスタラップみたいなやつがいいそうです。


どう?ビル・エバンス命みたいな、日本の真面目なジャズメンのみんな、聞いてる?

座間雑感その〓

2010-12-23 01:31:21 | スケジュール
で、ですねぇ、我々が演奏させていただくお店のオーナーさんが、ペルシャの人なんですよ。


ペルシャの人とは、とある場所で昔、一年くらい一緒に働かせていただいた事があって(ギャラリー&カンパニーのジャックさん、元気?)…


胡瓜や胡弓や胡麻など、胡のつく言葉は結構ありますが、この胡という漢字こそ、ペルシャの国を表す漢字なのです!


一説によると、ヨーロッパ白人種の誕生の地ともいわれ、あのナチのヒットラーが、石油欲しさにアラブで暴れまわっていた時も、ペルシャだけは同じアーリア民族の国だからと、侵略しなかったとか。

北の国境のほとんどをロシアと接し、半分雪国のペルシャ。
ウォッカを自分達で作って飲んでいたそうです。

キリスト教やユダヤ教、イスラム教など一神教の元になった、善悪2元論のゾロアスター教が国教でした。


ヨーロッパと同じ人種で、中国とも長く深い繋がりを持ち、ゾロアスター教が国教だった国、ペルシャ。

シルクロードを通じて、我が国にも文化的影響を及ぼして来ました。


そして、1979年。


アラブ系の人達が中心になって起きた、゛イスラム革命゛。
国名は、ペルシャからイスラム系のイランへ。

そして、泥沼のイラン・イラク戦争。

イスラム革命の前と後、どんなだったのか、どうなったのか、哀しい話も聞きました。


革命前の、絶対王制のパーレビ王朝時代のペルシャと、イスラム革命後のイラン、どちらがよかったのか、僕にはわかりません。


ただ、ペルシャの人を前にすると(その人がイラン人じゃなく、ペルシャ人と名乗っていたらなおさら)、いろいろな話を思い出してしまうのです…

座間雑感その〓

2010-12-23 00:27:19 | スケジュール
というわけで、明後日のイブの夜、座間でライブやります!


ライブ告知を、と思って、ちょっと躊躇したんですよね。


ピアノの人は、大学の非常勤講師をしつつ、ライブやりつつ、音楽だけで充分以上に食えてる完全にプロの人だし、知り合いのドラムも、まぁ、名前載せると、検索でいろいろひっかかるのかなぁ~、みたいな。


僕がトラで入る事になったけど、バンドの正ベーシストもプロだし。


友情というファクターがなければ、僕の起用は、まずなかったでしょうね(苦笑)!


なんとなく、みんなの名前を僕のブログに載せるのがフェアじゃないような気がするので。


友情に乾杯!!!