実用化まで後何年？

「ITER用ダイバータ試験体の高熱負荷試験に成功」
http://www.jaea.go.jp/02/press2008/p09032601/index.html
http://www.jaea.go.jp/02/press2008/p09032601/all.html

ITER建設のための課題がまた１つクリアできました。
ロウ付け、金属拡散結合ではなくお互いを濡れ性の高い金属で溶融接合させるもののようですね。ロウ付けは金属材料同士の接合に使われるものだとばかり思っていましたので、炭素繊維強化炭素複合材と金属との接合に使われていると知って少し驚きました。
今回の高熱負荷試験をクリアした試験体は炭素繊維複合材にチタン塗布したもののようですので、やっぱり直にロウ付けはあまり良く接合できなかったのかもしれませんが、いずれにせよ、高熱負荷試験に成功して良かったです＾＾

次世代エネルギーの大本命の核融合、個人的には@100年くらいで実用炉の定常運転が開始できれば良いかなぁ、と感じますが、実際にはどのくらいになるのでしょうね＾＾