今日、思ったこと。

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穿った見方?

2009-02-26 02:49:00 | 時事
「国債の格下げが今年増える見通し=S&P」
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36685320090225

うーん、わたしだけかもしれませんが、こういうのを見ると、「下げられたくなければうちにお金払いなさい」といっているように思えてしまうんですよねぇ。単なる予告なのかもしれませんが、格付け会社なら、格付けたら速やかにスパッと発表してしまえば良いのですから、わざわざ報道機関使って含みを持たせた発言を流す必要もないように思います。

こういう会社って一体どこからお金取るんでしょうね。S&Pは無料で大抵の情報が見られますし、ムーディーズも無料会員になれば見られるようですから、情報の受け手から料金取っているわけではなさそうですし・・・あるいは無料の部分は単なる概要で、詳細な情報を得ようとしたら、料金が発生するのかも知れませんが。

格付けする相手方からお金を取るケースもあるようです(S&Pの場合、非上場の中小の場合、格付けする相手から料金を取って格を付けるサービスを行っているようです)。が、これ、どこまで信頼していいものか・・・お金取って格付けする、というのは何というか、出来レース?な雰囲気を感じさせます。
それにしても、格付け会社の格付けというのはどこまで信頼性があるのでしょうね。今般の金融危機に際しても、破綻した企業や国が格付け会社に格を下げられていた、という話は聞きませんし(というか、格付け会社の格が実態以上に高く付けられていたということが金融危機の一因とすらいえます)、信頼性があるものでもなさそうな。格付け会社の格付けの信頼性を調査する会社があってもよい気がします。

そういえば、格付け会社は他の格付け会社をどう格付けしているのかしら・・・と、調べてみましたが、ありませんね。まぁ、相手のサービスの信頼性に対して格付けするわけではなく、債券の信用格付けを行うだけですから、当然といえば当然なのかな。

ただ、債券の信用格付けを調べるだけなら、
http://www.j-cds.com/jp/index.html
企業だけならこっちでよさそうな・・・?
結局、格付けの上下に一喜一憂して振り回されるほどのものではないというところなのでしょうね。