今日、思ったこと。

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J-CDS

2009-03-25 02:03:50 | 時事
http://www.j-cds.com/jp/index.html

以前ちらっと見てみたところですが、まったりと眺め直してみました。
CDS参考値がどのように算出されているのか、サイト内に説明がありましたので適当に眺めてみます。ふみふみ・・・早い話が1年内に「倒産か支払い不能かリストラクチャリング(これ何でしょうね?)」する「確率」をCDS市場参加者がどう判断しているか、という指標のようなものみたいです。

CDS参考値を数値で見ると、インフラ業界は参考値が低いですねー。鉄道、電力、ガス、通信・・・あら、ソフトバンクは2000近いのですねぇ。何かあるのでしょうか。消費者金融も数値がかなり高目になっています。不況だと消費者金融から借りるケースが多くなりそうな気もしますが、上限金利の問題で業績が下降気味だったり、金融危機で資金調達等に障害が発生しやすくなると考えられているのかもしれませんね。建設業界では・・・やはり西松は高い数値になっています。後はパイオニア・・・現在はもうクォート数が5未満なので参考値の提示がなされておりませんが、直前の参考値は3900を越えていますねぇ。意外にも、電機業界や自動車業界はそれほど高くない値で推移しているようです。赤字が派手に報道されていましたが、大したことはない、ということなのでしょうか。

ざっと各企業のグラフを眺めてみると、大半の企業は最近右肩下がりになっていますね。つまり、各企業の「倒産か支払い不能かリストラクチャリング」する「可能性」は下がってきている、とCDS市場参加者が判断しているということになるようです。ここ最近株価の上昇と円安傾向(今のNY市場では多少反発して円高に振れたようですが)で、輸出関連が安定してきていると見られているのかも知れません。

この株価も、米国の不良債権買取プログラム如何では吹っ飛びそうな危険性もありますが・・・(苦笑
 あれ、買い取った後損失発生したら、どうするんでしょうね。景気回復&需要増を期待しているようですが、どうみても米国政府主導でカラ需要発生させて、もう一回小バブルにして損失低減或いは損失分散を狙っているようにしか見えないところが何とも。それでも小バブルで利益を狙うファンドは応札しそうですけど。

景気回復&需要増とならない限り、買取側に損失発生しますし、そうなったら不良債権の保有者を分散させただけに終わってしまうことになりますし。結局最終的に損失が埋め合わされない場合は米国政府が補填して不良債権を抱え込むことになるのでしょうか。外債頼みの米国政府は、一体どこまで不況対策に資金を投入するのでしょうね。