取って置きのDVDディスクであるから、紛失もしくは傷が入り読み取れなくなってしまったら困るため、DVDバックアップをとり、使用しようと考えている人が多いだろう。普通は、DVDをハードディスクに保存するよね。
でもハードディスクの寿命は5年だと言われている。特に大切なDVDデータはこの方法でも長持ちさせない。時間の経過によって読み取りも不可能になってしまう問題があるから。ということは、完璧でDVDをパソコンにバックアップする方法ってないだろうか。
心配しないで、今回は、Windows＆macOSの上でDVDをバックアップできるソフト4選を紹介する。DVD複製、DVDビデオ編集、DVDリッピングなどDVD専用の便利なソフトをまとめてみた。詳細については、下記の内容をご確認ください。
【最新版】Windows＆macOSの上でDVDをバックアップする方法まとめ
リージョンコード、CSS、RCE、ソニーArccOS、新しいディズニーコピーガード、最新レンタルDVD、99つタイトルのあるDVD、日本独自DVD、スポーツ・フィットネス/ワークアウト系DVD複製できないと困っている人は少なくないだろう。
以下では、DVDバックアップ方法をまとめてご紹介する。
DVDバックアップソフト＃1：MacX DVD Ripper Pro
動作環境：macOS
URL：http://www.macxdvd.com/mac-dvd-ripper-pro/index-jp.htm
多くのDVDディスクに対応するMac用DVDバックアップソフトである。DVDデータをコピーするには、「DVDディスク」/「.isoファイル」/「DVD_Videoフォルダ」をクリックしてDVDを読み込ませるし、「編集」をクリックしてDVDビデオを自由に編集（カット、字幕追加、クロップ）することができる。出力プロファイルには多種多様なコピーモード、スマートデバイス、映像形式が提供されている。
Mac用DVDコピー最強ソフトとも呼ばれるこのソフトの大きな特徴は、普通のDVDディスクだけではなく、TSUTAYA、Amazon、GEO、楽天、ぽすれん、DMM.comなどから借りた市販DVDをコピーすることができる点。
macOSでDVDをバックアップする時、DVDに付くコピーガードを解除できる機能が内蔵しているから。さまざまな先進機能が揃っているのが魅力的。
DVDバックアップソフト＃2：Handbrake Mac
動作環境：macOS
Handbrake Mac（ハンドブレイクマック）は、Mac用DVDコピーソフトでは最も人気のあるものである。
シンプルな設計で、動作が軽くストレスなく使いこなせる。DVDビデオ編集、DVDをハードディスクに保存、DVDリッピング機能がついており、。DVDをセットしてからコピーしたいDVDを選んでファイル形式又はプリセットを指定する。
だから、iPhone/iPad/AndroidにDVDデータをコピーするにはこのフリーソフトは１択だと思う。
フリーはフリーであるが、日本語に対応していないので英語アレルギーの方は注意が必要。
更に、インストール時、VLCというソフトがインストールされていないと使えない。だから、表示が現れると、「Get VLC」を押す。
DVDバックアップソフト＃3：MacTheRipper
動作環境：macOS
URL：https://mactheripper.jp.uptodown.com/mac/
MacTheRipperはmacOSで動作するDVDバックアップ/DVDリッピングソフトである。
ソフトウェアの画面が簡潔で、一目でその機能が分かる。定番のDVDリッピングフリーソフトで、信頼性が高い。
MacTheRipperを起動し、DVDをドライブに挿入し、このDVDバックアップソフトは自動的にDVDファイルを検出することができる。後は、地域のRCEのオプションを設定し、GOとクリックする。
CSS、リージョンコードといったDVDコピーガードしか解除できない。それ以外のコピーガードは、他のDVd複製ソフトを使ってください。
DVDバックアップソフト＃4：MacX DVD Ripper Pro for Windows
動作環境：Windows
URL：http://www.macxdvd.com/macx-dvd-ripper-pro-for-windows/index-jp.htm
MacX DVD Ripper Pro for Windowsの魅力は、洗練されたインターフェースを持っている点。対応デバイスと映像形式においては前述のMac DVDコピー最強ソフトMacX DVD Ripper Proとほぼ同じである。
DVDデータをコピーする操作がわかりやすい上に、DVDにかかっている各種コピーガードを解除することも可能。 欠点を挙げるとしたら、Blu-rayをバックアップできないこととDVD-Rに直接作成できない程度だろうか。
DVDをバックアップするには、DVDディスクアイコンをクリックし、出力ファイル画面が表示、そこからメインタイトルコンテンツコピーを選んで出力ファイルの保存先を指定しRUNボタンをクリックするだけである。
高度な機能が用意されているから、レンタルDVDや市販DVDデータのバックアップ方法を探している人にはおすすめである。
DVDバックアップソフト＃5：DVD Shrink
動作環境：Windows
URL：http://dvd-shrink.jp.uptodown.com/
Windows DVDバックアップソフトをおすすめするなら、DVD Shrinkは無視できない。既に使っている人、ソフト名を聞いたことがある人も多いだろう。
作成したイメージファイルをDVDに書き込む機能はないが、無料でDVDをコピーするソフトのナンバーワン。
特に、画質を保ちながら、2層式のDVDを1層式に圧縮しイメージファイルを作成できる点が魅力。MacX DVD Ripper Pro for WindowsもDVDを圧縮することができるが、いまいち不安定な場合もある。
ただし、DVD Shrinkは標準では最近流行っているDVDコピーガードに対応していない。容量偽装、ディズニーX-projection DRMという最新のコピーガード付DVDをバックアップするときは、MacX DVD Ripper Pro for Windowsはおすすめである。
DVDバックアップソフト＃6：TDMore Free DVD Copy
動作環境：Vista(64bit)/7(64bit)/8(64bit)/8.1(64bit)
URL：http://www.majorgeeks.com/files/details/tdmore_dvd_copy.html
WindowsでDVDをコピーしたり、DVDを作成できるソフトウェア。DVDをISOイメージファイルまたは、DVDフォルダ(「VIDEO_TS」)形式で リッピングすることができる。速いスピードと高い品質で、ほぼすべてのDVDをバックアップできる。
定期に更新し、最新の映画DVDにサポートし、圧縮機能もあり、一括でDVD-9をDVD-5に無劣化で圧縮することができる。DVDバックアップ以外、DVD作成機能もあり、リッピングした.isoイメージファイルを空のDVDに作成できる。
シンプルなインターフェース、二つのライティングエンジンを持ち、爆速でDVDバックアップを行える。直感的なインターフェースを持ち、手軽にDVDを複製できる。
おすすめのDVDバックアップソフト選び方
DVD ShrinkとMacX DVD Ripper Pro for Windowsはそれぞれメリット・デメリットがある。強いて言えば、自分はMacX DVD Ripper Pro for Windowsの方がいいと思っている。エラーの発生率が低いのが一番である。
初心者の方は、このWindows用DVDバックアップ最強ソフトを選ぶといいだろう。でも、大事なのは、自分の使用目的などに適したソフトウェアを選ぶということである。DVD圧縮なら、やっぱりDVD Shrinkの方がいい。
これで今最も人気のあるDVDコピー最強ソフト4選を紹介したが、いかがだろうか。どれも日常生活で活用できるものばかりだと思う。私はDELLパソコンで、普段DVDバックアップを行う時MacX DVD Ripper Pro for Windowsを利用している。
MacBook、iMacを使っている人やmacOSの上で市販DVDデータをコピーしたい人は、MacX DVD Ripper Proを使うといいだろう。動作環境によって最適なDVDデータコピーソフトを選ぼう。
DVDバックアップできない原因について
DVDをバックアップしようとする時、エラーが発生することがよくあるだろう。お使いのDVDバックアップソフトは古すぎ、又はこのDVDにかかっているコピーガードが新しいもの。
DVDをバックアップできない主な原因は、DVDコピーガードである。以下では、今よく見かけるコピーガード種類をご紹介する。
CSS（スクランブル）：松下などが開発され、多くの市販・レンタルDVDに施されている一般的なDVD-Videoのコピーガード。DVD-Videoを暗号化し、その暗号鍵をコピーできないエリアに記録するもので、これが施されるソフトはPCなどで単純にコピーしても暗号鍵自体はコピーできないため再生できない。
RCE（リージョンコード）：DVDはリージョンコードという地域コードによって、再生を規制する仕組みが盛り込まれている。詳しく言えば、再生したいDVDとプレイヤーのコードが一致しなければ再生することができないということ。
UOPs（User operation prohibitionの略称）：DVD冒頭のロゴ・コマーシャル等々、ユーザーが操作・スキップ・早送り不能な部分に利用されている。言い換えれば、DVDの市販メーカー側による禁止操作など、特定の操作を禁止するコピーガードである。
ソニーARccOS：ソニーにより独自に開発された比較的新しいDVDコピーガード技術。DVDデータに不良セクターを埋め込んだり、Mac DVDコピーを行う時に読み込みエラーを起こすもの。ディズニーやピクサーなどのDVDがよく採用している。
ディズニーX-project DRM：ディズニー系のDVDに施されるDVDコピーガード技術。通常ディズニーDVDのタイトル数は99つがあり、サイズが40GB/60GB超え。ダミー映像ファイルを沢山埋め込んで、容量偽装（ファイルサイズ偽装）と同様の読み込みエラー型。
APSマクロビジョン：Analog Protection Systemの略称。再生映像の画面が明るくなったり暗くなったりと乱れるようにする仕組み。ということは、DVDプレイヤーをビデオデッキなどの録画装置に接続し、DVDの録画画面などにノイズ、雑音を発生させるDVDコピーガード機能。
日本独自DVD：MOODYZ、変態紳士倶楽部、アタッカーズ、アイデアポケット、マドンナ、MUTEKI、エスワン(S1 NO.1 STYLE)、OPPAI、MAXING(マキシング)、kira☆kiraキラ）、kawaii*、Fitch、本中、などほとんどのＡＶメーカーが配信したアダルトDVDに施されているコピーガード。
スポーツ・フィットネス/ワークアウト系DVD：ワークアウト、フィットネス製DVDディスク、ダイエットDVDに施されているコピーガードの種類。
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