(1).よく見かけるDVDコピーガードについて
オンライン動画サービスが発展しても、多くの日本人の方々はオンラインではなく、TSUTAYA/ゲオ/アマゾンなどといったショップでDVDディスクをレンタルすることが好きです。安全でウィルスなんかに感染する可能性はないんです。
だが、レンタル屋から借りたDVDディスクにはコピーガードというものがかかっています。特に、カーズ2、アナと雪の女王2などといったウォルト・ディズニー・ピクチャーズ映画、東宝映画、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントなどから配給されたDVD映画には必ずコピーガードが施されています。以下では、今よく見かけるDVDコピーガードについてご紹介していきます。
99つタイトルDVDコピーガード(Disney X-project DRM)
ディズニーやピクサーが製作されたDVD映画には99つタイトルDVDコピーガード(Disney X-project DRM)がかかっています。ということで、複製を回避するために、一枚のDVDディスクには99つタイトルがあり、映像サイズも40GBより大きくて、それらの99つタイトルのいずれも本物に見えますが、実は一つを除いて全てがダミーです。
ソニーArccOS
名前の通り、ソニー社が開発されたDVDコピーガードの種類です。DVDデータの内にはバッドセクターを設置し、DVDディスクをコピーしようとすると、データを読み込めなく、再生するのも無理です。
RCE(リージョンコード)
地域コードとも呼ばれます。例えば、日本のDVDディスクのRCE番号は2です。このDVDディスクを中国で再生したい場合は、お使いのDVDプレーヤーのRCEは2でないと再生不可です。だから、ディスクとプレーヤーの両方のコードが一致する条件があります。
CPRM(デジ番組を焼いて作ったDVDコピーガード)
現在、テレビ番組を録画したり、オンラインサイトで配信された番組を録画して、DVDディスクにダビングする人はよくいますよね。CPRMはそれらDVDデータをコピーできないために製作されたコピーガードです。CPRMとは、記録メディアに対する著作権保護技術で、一度記録したコンテンツを不正コピーできないための技術なのです。
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(2).コピーガード 解除の違法性を解説
2012年10月1日から著作権法の一部が改正されます。
「技術的保護手段」が施されたTV録画および市販のDVD・Blu-rayのコンテンツを権利者の意図しない手段で複製する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法となります。
TV録画および市販のDVDに対してこれらのツールを利用する場合は、ディスクの再生目的のみで利用してください。
ディスクの複製・変換を行う場合は、自作DVDや家庭用ビデオカメラで個人的に撮影したデータなどで利用するようにして下さい。