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レーザーワークスのレーザー加工ブログ

業務上、日々行っているレーザー加工機での加工テストを綴ったブログ

レーザーでスチレンペーパーをデザインカット

2013-03-04 12:58:25 | レーザーカット(レーザー切断)

無題ドキュメントプラ板と言ったほうが分かり易いかもしれませんが、今回はスチレンペーパーを加工してみました。

模型作りの材料として知られている材料ですね。

今回は0.3mm厚のスチレンペーパーを切断してみます。



コーレルドローで切断データを作ります。

まず、適当なサイズで作った図形にパターン塗りこみを行い(左上)、次にBitmapに変換(右上)、その後、ベクトルデータを抽出するためにアウトライントレースを行います。その後、エンプローブで変形を行い、別に作ってあったデータ(左下)でトリミングを行います。 これでデータの完成です。(右下)


では、早速、レーザーでカットしてみます。

Youtubeサイトへ

このような感じで仕上がります。 スチレンシートは発泡材料なので、熱に対して溶け易いためレーザー出力はかなり落として加工したのですが、それでも若干、切り口にザラザラ感が残ってしまいました。


それでも、ここまで微細なカットが出来るのは、やはりレーザーならではでしょう。 
気になる焦げや変色もありません。





腕に巻いてみました。とくに意味はありませんが・・・


参考までに、1mm厚くらいのスチレンボードになってくると断面が若干斜めになります。 レーザーの入射側が広く、抜け側が狭くなります。 

追伸、モールド加工(スジ彫り)も容易に出来ます。

プラ板で作る模型のジオラマベースの作成などにはお勧めかと。

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