葉隠の里 みつばち通信

佐賀の山里、アルゼンチンの田舎の風景や出来事をお伝えしたいと思っています。

「雪の風景を真夏のアルゼンチンへ」

2009-01-13 14:19:31 | Weblog
三好達治の詩にふさわしい、しんしんと雪が降り積もる風景とは言い難いですが。。。。真夏のパンパ草原へ、冬の風景と日本語の音とリズムを送ります。しばしの涼を味わっていただきたい。




太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ  次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ    三好達治




これは、綿雪のようなユーカリの花へのお返し、かな。

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6 コメント

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こんなに積ったのですか? (鶴亀)
2009-01-13 17:15:14
この3連休は雪混じりの日でしたが、そちらはそんなに雪化粧をしたのですか?
山に行って雪景色を見たいと思いました。

雪を踏みしめて山道に入り込み白いじゅうたんの上にバタッと大の字に倒れ込んで人型を付ける・・。
遠い昔そんな事をよくやったな・・と懐かしく思い出しました。

ユーカリの花一面も雪景色に見間違う程の景色でしたね。
白の世界は不思議な、あぁ~と言葉にならない世界です。
雪景色 (管理人)
2009-01-14 10:35:34
このところ、かなり寒いですねえ。
写真の雪景色は13日の朝に撮りました。

10時前にはすっかり消えてしまう程度ですから50年近く前、我々が経験した積雪にはなりませんね。

小生が育ったのは山の中でしたから、小学生の頃は雪らしい雪が積もったものです。
コタツで蜜柑を食べながらうつらうつらしていると、窓の外の小枝に積もった雪が時おりパサッと音を立てて、白い煙のようになって落ちたのを記憶しています。

「魂の休まる静かな時間」がそこにはあったように思います。

spressoさん、今はアメリカも雪は多いのではないですか?


多いです (espresso)
2009-01-14 11:17:15
こんにちは。
突然ですが私は雪が大好きです。あのしんしんと降り積もる様は管理人さんがおっしゃる「タマシイの休まる静かな時間」です。色んな音を吸収して静寂へと誘ってくれる日本の雪景色。大好きです。
さて、マサチューセッツに住み始めて二度目の冬を迎えておりますが、今年は去年に比べると格段に雪が多いです。こちらはすごい勢いで除雪がされるので、ほとんど道路には雪がありません。そのかわり、降り始めや、除雪が間に合わないと、あっという間に会社は休みになります。
でも今年は週末に雪が多くて。。。残念です。
マサチューセッツの冬 (管理人)
2009-01-15 09:57:15
マサチューセッツと聞いて最初に想起するのは「マサチューセッツ工科大学」「ボストン交響楽団」などですが、地図で確認すると、ニューヨークよりも北に位置していました。そうとう冬は厳しそうですね。

海外ニュースなど見ていますと、米国東北部は凄い寒波が襲来しているとか。。。。その気温の低さにいささかおそれをなしております。
昔、満州で生活していた伯父から、満州の冬の寒さがどの程度のものかを聞かされましたが、今回の寒波はそれに匹敵しそうな感じではないか、と想像しています。

やはり、三好達治の詩のような静寂の中に「タマシイ」が休むような雪の世界を味わいたいですね。

espressoさんも確か田舎育ちでしたね。


今年は少し大人の世界を (鶴亀)
2009-01-15 14:50:23
マサチューセッツと聞くとビージーズの曲を思い浮かべました。曲からは長閑な伸びやかな場所をイメージします。

流石アメリカ、除雪もダイナミックの感がします。
深々と降る雪を愛で愉しむ様ではないみたいですね。管理人さん、espressoさんも雪の味合い方は大人ですね、私は年甲斐も無く、まだまだ♫犬は♪喜び~~です。今年は少しはお二人を拝して大人に成らなくては・・と。
積雪の演出 (管理人)
2009-01-17 09:51:25
鶴亀さん

雪がしんしんと降り、辺りが静寂に包まれて、耳の奥で「Sound of Silence」が聞こえるような経験は、おそらく深々と雪が積もるような場所で、しかも子供の時代に得るのではないか、と思います。残念ながら、種々の意識がせわしなく活動してる大人になってからはなかなかそうした心境にならないです。

それこそ、坐禅でも組んで心を鎮めていないとそうした「静寂の音」が聞こえてきませんね。

深い降雪という自然の演出は「タマシイを鎮める」働きをするのでしょう。

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