ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。
2022年6月のメールマガジン147号のテーマは「「関心と対人恐怖」です。
メルマガより一部抜粋します。
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・・人が最初に“関心”を向けるのはやはり母(養育者)です。
母に眼差し・関心を向けられて、子どもは関心を学びます。
・・・家庭内で夫や姑などとの問題や、仕事に追われていると子どもへの関心は薄れます。
母親の育児をする環境はとても大事です。
それと共に、母自身が育った過程での無意識・コンプレックスが
育児の場面に出てしまいます。
母自身がその母(子どもにとって祖母)との関係に愛と憎しみの葛藤がなく、
精神的に母子分離し自立していることです。
ただし、そういう人はまず居ません。
・・・養育者が一貫することも大事なことです。
養育者が一貫することで、子どもに関心が定着するためです。
・・・子どもはいつも眼差しを向けてくれる母(養育者)に関心を持ち
自ら母(養育者)を探し求める能動性を学びます。
この能動性があるからこそ、対象に向かいます。
・・・自ら対象に向かう能動性が学習できなければ、
・・・ずっと受け身で、誰かが自分に何か働きかえてくれるのは待つだけです。
・・・攻撃性の起源は排除であるといいます。
・・・人が他者を排除しても排除しきれなかったために、排除仕切るまでに至る行動が攻撃です。
・・・母が子どもに何か言うとか、手を出したとします。
子どもは邪魔されたと思い、「うるさい、あっち行って」と言い、
母が「はい」と言えばいいのですが、それどころか母は怒り出したりします。
・・・結局追い出そうとした自分の排除と攻撃は、母に何も功を奏さなかったとなると、子どもは無力感を持ちます。
・・自分は無力であるといいながらも、実は相手を攻撃しやっつけたい思いは
無意識に留まり続けます。
すると、この相手を攻撃したい思いは、逆に相手から攻撃されるのではないかという恐怖となり、
これを“対人恐怖”といいます。
・・・結局、他者が自分を攻撃してくると恐れる対人恐怖の元は、
自分が他者を排除し切れなかったために攻撃を向けようとしたことに始まりました。
・・・対人恐怖とは尊重されることがなく、自分の領域を侵犯されてきた結果です。
自分の無意識を他者に投影し怯えても、それはもともと自分の攻撃性でした。
こうして人は現実をありのままに見てはいないのです。
全ては自分。自分を知ることです。
(2022年2月LAFAERO1 https://lafaero1.com/
精神分析家 蘇廻成輪氏 メタ言語講座 より筆者まとめ)
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
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