ふーっと。

なにかが行き過ぎて 立ち止まるのは自分だけ 暗い川は水量を減らし すでになにかを押し流している 寒く冷たい世間は温くなり 今日は過去へと逆もどりする 星は瞬く . . . 本文を読む

モンキーバハ

ようやくリヤサスの交換とマフラーの塗装が終わりました。 １時くらいからチンタラと始め、マフラーを塗装して、 リヤショックの交換をし、気分は高校生になってました。 バラしたついでに普段手の届かない所も洗ってみたのですが 油汚れなもんで、ワイヤーブラシとマジックリンで掻き落す すると、細かい傷に溶け出した油が染み込みそれをまた ちょっと柔らかめのブラシでとってやるという、私が もっとも嫌う作業の連続で . . . 本文を読む

もしもし、カメよ・・・

いいお天気でした。風の強ささえなければ、 まさに台風一過、空の大掃除あとみたいでした。 懸案だったモンキーのリヤショックを買った帰りに、 写真展をみに行ってきた。と言っても私は写真が趣味 でもなければ、造詣が深いわけでもない。 飲み友達のプロのキャメラマンが小さな個展を開いている というので冷やかしに寄ったようなものなのです。 彼は生き方と言うか物の見方がアーティスティック。 それにもまして容姿が . . . 本文を読む

台風の、

雨にも負けず、風にも負けず、ましてや 世間の嘲笑などには絶対に負けず、 愛車モンキーに、簡易雨対策を施し、カッパを着、 びしょ濡れ覚悟の、足元はズック靴で、 大雨のなか、街に走り出し、 店に着き、看板に灯をいれ、ボックスに横たわる。 雨ますます強くなり、雷鳴が轟き、足音一つせず、 車の通りすらなく、戸が開く訳もなく、雨音と、 時計の音のみ、鳴り続き、 音楽をかけるでもなく、ラヂオをつけ、ＮＨＫの . . . 本文を読む

老舗

夕陽が急ぐ秋の夕暮れ時、少しだけ物静かになった 私はその店のカウンターに腰を落とす。 奥の調理場ではかなりのご老人が、機械的にただ黙黙と いなりをまきつづける。その手はもう何十年も酢飯に 洗われて赤ん坊の手のようにプクプクとしている。 「すみません、いなり２０個麻の実ぬきで・・・」 「はいよ～」常連らしいご婦人がいなりを買っていった。 小さなテーブルに腰掛けたじいさんは遠い目でまるで 昔の活気を懐 . . . 本文を読む

カレーライス。

これほど心躍らされる食べ物があるだろうか、 私、大好きなのです。ただこれほど意見の分かれる ものも少ないのじゃないか・・・とも。 私の好みとしてはなんと言ってもハウスのジャワカレー。 これに人参とじゃがいも、それに豚バラの四角いのを ゴロゴロと。確かに専門店で出て来る、スープ状のインド 風カレーも食べないわけではないのですけど、どうも 小麦粉が入ってないといけない。あのご飯にのっかる カレーでない . . . 本文を読む

黒革の手帳

ならぬ黒革のヘルメットを入手した私は、 きょうの天気に誘われてトコトコ出掛けました。 いつも通るドブ川の横の細い道を、道行く人に あたまを下げながら・・・ と言うのもこの道は原付で通るのが精一杯、だれか 歩いてきたり自転車でも来ようもんならお互いに 端っこによけて「まぁどうぞ」ってな事になるのです。 よく言われるように今日びのガキは挨拶の一つも 出来ない、と言いたいところなんだけれども、これが さ . . . 本文を読む

３時４５分の憂鬱。

いつもの事ながら日曜の３時４５分は悲しい。 日が沈みながら、同じように私の気持ちも沈んでゆく。 終わった後の競馬新聞は自分の愚かさのパスポートになり また来週へと無間旅行に誘う。 ほんの束の間の脱力と空虚少しばかりの反省を詰め込んで いそいそと搭乗口に並ぶ。 今度の旅も辛くなりそうだ、菊の季節になにをみるのか・・・ 漂白える思考のカイバ馬肥ゆる秋 . . . 本文を読む

女心と秋の空。

ダンスがうまく踊れないが聞きたかった。 流れてきたのはインザムード、やっぱりジャズやるべ。 あしもとで踊りだすのがどんな猫か、 それを見ているのはどんな奴か。 ヤマニンの砂糖は甘くなりすぎ、スウィープしようと 思ったらスイープになり、 やはり金の鍵で金塊を探してレモンのデザートで 仕上げるか。これじゃーみんなサンデーか、 ならば押さえも勝ちきれないグローリアスデイズ ２から１４，１５，３それに６で . . . 本文を読む

ＴSＵＭＥＴＡＩ

明滅するテールランプが左に寄った。 大きな音のでかいトラックが横を抜ける 「大丈夫だ」その声が聞こえたように クシュンとギアが入る。思いのほか、疾風い。 そこからの記憶を失った。 ３３、そんなもんだ、まだ動ける、動く、 これからのほうがまだまだ長い、 「疾走るぜ」自分に言った。 でも今夜の手はつめたい。 . . . 本文を読む

空、高いねぇ。

本当に久々の快晴ではないでしょうか。 いいですね、気持ちいい。 洗濯日和、と言っても心と体のですけど。 タンタカタカタカと単車で日にあたりに行こう。 そしてＣＤを一枚買おう。 本も一冊買おう。 なにより空気をいっぱい吸い込んでこよう。 . . . 本文を読む

金色の跳ね馬

ゴールドシチーと言うきれいな馬がいた。 栗毛の馬体に四白流星、そして金色のタテガミ。 オーナーがその美しさにもし競馬馬として大成 出来なかった時にはディズニーランドへの寄付を 決めていた、と言われる程その姿は美しかった。 ただその思いとは裏腹に彼は走った。 ３歳（今で言う２歳）の時に重賞勝ちをおさめ、 いちやくクラッシックに名乗りをあげる。 結果は皐月賞２着ダービー４着、菊花賞はあの 伝説のスター . . . 本文を読む

その後・・・

疾風い。体感としては８０キロを超えている。 ３速でメーターは振り切る、そこでギアチェンジ まだ伸びる。タコつけないとちょっと判断は しかねる。ＭＵＤさんいい感じです。 スプロケの丁数の兼ね合いでロウギアでは少し もたつくのだけれど、回転数によるものでは なく、あくまでも２速３速を重視したが為の セッティングだと思われます。 わが街を南から北に伸びる道で試したのですが、 路面状態さえ良ければまだまだ . . . 本文を読む

ただいま・・・

懸案であった、私の単車にＣＤＩと言うのがつきました。 電気的なリミッターカットなんですけど、まいった。 もともと小さな単車なもんでありとあらゆる所に手が 入りづらい。おかげでマフラーまではずして、まぁ結果 そうしないとあるとこ解んなかったんですけど・・・ よかったぁピーカンだったら汗だくもんです。 少しだけ近所を走り回ってきたのですが、低速域での もたつきが解消され気持ちのいい吹け上がりを確保いた . . . 本文を読む

雨の重さ。

飛礫がでかい。夏の雨みたいだ。 空気も重くけだるく、夜が浅い。 お日様が悲しい・・・ 空が低く垂れ込め地面は近い、 疾走れない。 . . . 本文を読む