旅の途中・・・かぁ・・・

　生物学的？？？に言うと人は種の保存本能の中で生かされてる・・・のかな。ただなぁ、人間が人間としての知能を、持ってしまって・・・はや・・・何千年・・・悩みは尽きずに・・・

　う～ん・・・私はね、人間の根源的な悩みは自己の存在証明の難解、否、不可能に挑戦し続ける事に起因すると思っている。何かが、出来、出来ずに自分はそこにいるのだけれども証明はされず、また新たなる朝を迎え何も変わらない。変わった事があるように思われるのだがそれは・・・その時代の価値観の中に埋没している。

　その存在さえも有ればなく、なければ在る。にしてしまえばそこかしこは解決の末端を探り当てる事になるのだろうが、どこも、かしこも、手に触れることが出来て『在る』事を認識せざるを得ない。

　２律・・・である。背反であり合反である。廻り巡り来る。センチメンタリズムの中に横たわり浮遊の時を過ごす。リアルな触感を魂の琴線で感じるように。やはり人生は途中である。途上に倒れる毎日なのである。風は常に追い風なんである。