神奈川県大和市に本拠を置く携帯端末製造の「FCNT株式会社」は、5月30日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したと発表しました。
2000年に操業を開始した富士通のモバイルフォン事業本部を前身として、2016年に「富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社」の商号で設立された同社は、フィーチャーフォンやスマートフォンなど携帯端末の開発・製造・販売を手掛けていました。また、2018年には投資ファンドの「ポラリス・キャピタル・グループ」から資本を受け入れ、同ファンドの傘下で事業を展開していました。