12月17日の西日本新聞に掲載されてました。
福岡県久留米市は今月から、ふるさと納税で市立の久留米商業高と南筑高の部活動や教育環境整備を応援してもらうプロジェクトを始めた。市外在住者が対象で、応援が目的のため返礼品はない。福岡県税務課によると、県立高校で同様の寄付はないといい、返礼品のない寄付も災害復興支援を除けば珍しい。市のホームページからの申し込みが16日に始まった。
ふるさと納税は任意の自治体に寄付すると、寄付額が一定の範囲内であれば、2千円の自己負担を除いた額だけ居住地の住民税などが軽減される制度。寄付を受けた自治体は、町づくりなどさまざまな用途に使うことができる。
久留米市は寄付額のうち、事務費を除いた9割を部活動支援や情報通信技術(ICT)を学ぶ環境、空調整備などに充てる。
寄付は2校のいずれかを指定して行う。市は主に愛校心の強い卒業生を想定しているが、両校とも部活動が盛んで有名選手も輩出していることから、広く協力を求める。
久留米商業は1896年創立で、野球部は夏の甲子園で準優勝の経験もある古豪。卒業生は約2万4千人に上る。南筑高は1922年創立。柔道女子78キロ超級で東京五輪代表に決まった素根輝選手の母校で、卒業生は約2万2千人。
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