新潟のジャズの関係者の皆さんを二分させる深刻な事態の原因となった「西堀ROSA
PianoPiano」の件が「財界にいがた9月号」に掲載されます。
http://www.zaikainiigata.com/
ぜひお読み頂き、実態の根深さをお考えいただきたいと思います。
僕が関わっている新潟のジャズシーンを見て強く思う事。
かつての音楽家は、自らの世界を切り開くために音楽にとどまらず様々な勉強を重ねまし
た。
そこには思想的なものや哲学的なものも含まれ、社会との関わりの中で音楽家としてのプ
ライドが培われていきました。
芸術は決して世の中に迎合して続いてきたものではなく、善と悪の正体を鋭く見つめなが
ら本能的に活動する、社会と戦って世の中を動かす一つの担い手になってきたと感じてい
ます。
中でもジャズは革命的な要素が強い音楽で、社会に対する不満、不正に対する憤り、怒り
が表現の源の一部となり、発展していったのは周知の事実です。
そのような強靱な先駆者達が作り上げた芸術の歴史の通過点である現在、再度、音楽と
は?音楽家とは?聴衆とは?と考えてみたいと思います。