プロの道は厳しい

きのうはスターになり損ねた男の話を紹介したが、今度は私のクラスに
歌手を目指して東京に行ったが、オーデションに受からず帰ってきた。
クラス会の二次会でカラオケスタジオに行き、歌を披露してくれたが
プロ級に上手だった。彼のあとに歌うのが歌いづらく恥ずかしかった。
級友たちもマイクを持つのを躊躇って、彼の独演会になっていた。
あれだけ上手でもプロにはなれないんだ。

そういえば私の知り合いにも１曲だけレコーディングしたが、
２曲目が与えられず旭川に帰ってきた男がいる。
三六でスナックを開いて生計を立てていた。私もそこでカラオケを
するようになり、自宅にカラオケの機械まで買って歌うようになった。
私の好みは東京ロマンチカが歌うようなムード歌謡がよくて歌う。

女性を誘ってカラオケに行くときは決まって歌うのが数曲ある。
例えば「愛してます」「一度だけなら」「今夜は離さない」ほかを歌う。
「わたし口説かれているみたい」と言わせる歌である。
「そうだよ、どうだ？」
「だって、夫いるんだよ」とか「夫に背けない」とかいろいろ言う。
女性によって反応は違うが、こういう会話をするのが面白い。

下のイラストは八代亜紀で眼鏡をかけたり衣装も加工した。

今日はサークル無いから家の中をきれいにする。