日高の山に魅せられて !!

ハンパな山男の山行記録 !!

トムラウシ山(富良牛山)1278.3m 再来!! 

2011年08月01日 | 日高山脈
富良牛山(トムラウシ山)(1278.3m) (トムラウシ川3連砂防堰西尾根ルート)

7月31日(日)  雨のち曇り  日帰りピストンピークハント  

単 独

行動時消費水量    500ml(昼食を含む)
行動距離       約5.600km
行動時間         5時間55分


 7月は週末等、何かと忙しく天候にも恵まれず、ひさしぶりの登山。雨のち曇りの登山には適さない天候だが、ルートがはっきりしているので登ってみた。思っていた通り、尾根取り付より一部不明瞭にところもあるが、ほぼ山頂までのルートは鹿道が発達しており、さほど苦労せずに山頂まで行くことが出来た。見晴らしは無かったが、それなりに満足の出来る山行であった。

       
                   富良牛山(中部日高) 登山ルート図 

自 宅 8:00 → 9:00 富良牛川橋出発点 9:45 → 9:55 3連砂防堰西尾根取付 → 12:12 尾根頭 → 13:08 富良牛山頂 13:20→ 14:09 尾根頭 → 15:27 3連砂防堰西尾根取付 → 15:40富良牛川橋出発点 15:50→ 16:25 更別福祉の里温泉 17:25 → 18:05 自 宅 
                                 
6時に起きるはずが寝過ごしてしまい7時に起きる。外は曇り悩む。とりあえず行くだけと思い、予定より1時間遅れで出発する。戸蔦の手前辺りから雨が降り出す。モチベーションは⤵⤵⤵。出発点の樹海覆道手前に9時に着くが、小雨はやまない。


登山口の樹海覆道手前車一台の駐車スペース
                        
                        
                            登山口の樹海覆道手前の登山口

 なかなか出発する気持ちになれない。「行く」「やめる」30分ほど考え出発する。200mほど廃道を進みデジカメを忘れている事に気がつく。いったん戻りデジカメを携帯し再度出発する。左岸の廃道を10分ほど進むと車が一台捨てられてる。何十年も前に捨てられたものであろう。これを目印に右岸に尾根取り付が見える。春に来た時のマーキングテープが見える。沢の水量は少なく川幅からして増水してもさほど水量は増さないように思う。沢を渡る時、自分のものでないマーキングテープがある事に気がつく。私と同じく好きな方がいるものだと思う。この天気では何も眺める事は出来ず、どこまで鹿道が続いているのかだけの確認の登山である。尾根に取り付く。

                       尾根取り付手前

いっきに600mもの直登である。co700m付近までは前回もあまり雪が無かったので予想はつく。鹿道はしっかりしていて充分に登山路として利用できる。


   急登尾根の発達した鹿道
                        
                        
                                尾根頭

 (鹿には迷惑な話だろう)co700m前後付近で鹿道が薄くなるが細い尾根の上を目指すと再度鹿道に合流する。その後、稜線肩までの間で、ブッシュに気を取られて気づきにくいが、落ちたらただでは済まないところが2箇所ほどある。この600mほどの直登、好天でも眺めるところは少ない。せいぜい南札内岳くらいか?! ただ結構な登りと、ほどよく休憩を取れる平坦地があることと結構な高度感は楽しめる。2時間少々で尾根頭1060mに着く。ここにも新たなマーキングテープが取りつけられていた。(これより先には見当たらなかった)前回、春来た時、これより先は雪堤を利用し、稜線の状況が充分に分からなかったので期待感が急激に増す。鹿道は、山頂方向にしっかりとついている。わくわくする。腰ほどの細い笹が鹿道を覆い始めるが、鹿の踏み跡を見逃さないように気をつける。山頂手前距離にして200mほど手前で鹿道が3方向に分かれているが山頂方向の真ん中の道を進む。その後、全く鹿道が消えるが、山頂方向に進むと再び鹿道が現れる。さらに、その先へ進むと山頂が姿を現す。そこに親子の鹿が驚いた様子でこちらをうかがっている。


山頂すぐ手前の鹿道

                          
開けた山頂とエゾシカの寝床?!

 私が山頂に到達するころには、立ち去っていた。ここはエゾシカ達の楽園なのか??笹が一部はぎ取られ良い感じのテン場になる。晴天であれば、ペテガリ岳をはじめ中部日高をちょっと違う角度から眺める事が出来るのだが、今日は雲の中。ただ、今山行の目的である鹿道の確認が出来満足である。おにぎり2コをほうばり早々に下山する。下りの方が高度感を楽しめる。16時少し前に出発点に戻る。雨と汗でビショビショになるもそれなりに楽しんだ山行であった。

                                     
《つぶやき》

 前回の遭難、自力下山が頭のどこかに付きまとう。
思っていたとおり鹿道は山頂まで続いていた。
マーキングテープが足りず山頂手前の鹿道の薄い部分に印をつけることが出来なかった。
山頂からの下りが不明瞭なので登り時にマーキングしておくと迷わないですむと思う。
車止めより尾根取り付まで10分程度、山頂まで3時間~4時間と、日高では数少ない日帰り尾根コースになるかも?!ちょっと無理かも?!
直登尾根の下りは2箇所ほど気をつけたい。ブッシュで見落としそうだが、つまづいたりして落ちるとただでは済まないと思う。
寝過ごしてしまった。携帯ノコを忘れてしまった。"はんぱな山男"をいつ卒業出来るのか?!
どうして、こんなに登山というか、山の中を一人歩くことが好きになってしまったのだろうか?!
楽しくてたまらない!!
次回は縦走したいのだが、なかなか日程がさだまらない。


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