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ちまっと観劇(感激?)生活

四代目猿之助丈の舞台をはじめ、主に歌舞伎の感想を。

WICKED

2007-06-28 20:32:23 | 劇団四季


 
 やっと見てきた。   劇団四季のWICKED。

  すっごいよ、マジで。
 初めて、ミュージカルで泣いてしまった
 開幕2週目なのでオリジナルキャストで見れたのもよかった。

 ウィキッドは “オズの魔法使い” から派生した物語で、
 なぜ悪い魔女と言われるようになったのか、というようなオズの魔法使いの前の話。
 実はオズの魔法使いの映画見たことなかった。 
 四季ファンの方のブログで、映画を見てから行くと楽しさ倍増と書いてあったので、見てみた。
   前の晩に。 睡魔と戦いながら

  1時間で寝てしまい、2時半に目が覚めたのでそこから残りの1時間見たよ。
 はっきり言っておもしろくなかった。
 悪い魔女があっさりたおされちゃって、はぁ?って感じ。 
 昔の映画だし、子供だましはしようがないかも…。

 だいたいの内容は理解して、いざウィキッドへ。

  まず四季オタとしてキャストから。キラーン

  エルファバ役の濱田さんは鹿鳴館で見たことはあったけど、
  あれはストレートプレイなので彼女の最大のセールスポイントである歌は見たことなかった。
  友人やネットなどですごいと聞いていたけど、本当にすごい。

 これぞ、
       魂の叫び。
  1幕の最後、エルファバの強い気持ちを歌うシーンで感涙っていうか、号泣。

 今まで歌舞伎とか他の演劇でうるっときたことはあったけど、
 本当に涙を流したのはこれが初めて。
 なぜなのか自分でもよくわかんない。
 エルファバがかわいそうだったのか、濱田さんの歌に感動したのか。
 たぶん後者だと思うけど、あれはなんとも言い表わせない。
 気付いた時には、涙を流していた。そしたら両隣とも泣いていた。


  グリンダ役の沼尾さんも初見。この人も うまい。

 なんだかかわいいんだよね。無邪気なところとか、良く伝わってきた。
   
  フィエロ役の李さんは、やっぱりダンスが最高 

 今までCATSで何度か見た事あったけど、確かにフィエロ候補の中でオリジナルに選ばれるだけある。  
 フィエロが歌う曲数は少なくて、そのうち2曲は歌いながら踊るんだけど、
 そのダンスも結構難しい。
 それを難なくこなすのが、素晴らしかった 
 感情が入りすぎると、訛っちゃうのは、ご愛嬌と言うことで 


 セットも衣装も凝ってる。

 とにかく、書ききれない位素晴らしい舞台。

      ハンカチ、忘れずに  


CATS(2/18)

2006-03-10 22:13:58 | 劇団四季
キャスト変更に伴い、行っちゃった~
 四季ファンの後輩から、芝さんのタガーが良いとすり込まれた直後のキャス変。
 そりゃ、行くしかないでしょう 前日予約で、良席GET


≪キャスト≫
   グリザベラ                       早水小夜子
   ジェリーロラム&グリドルボーン          井上 智恵
   ジェニエニドッツ                   高島田 薫 
   ランペルティーザ                   磯谷 美穂
   ディミータ                       滝沢 由佳
   ボンバルリーナ                    南 千繪
   シラバブ                        八幡 三枝
   タントミール                      工藤 伸子
   ジェミマ                         王  堃 
   ヴィクトリア                      金井紗智子 
   カッサンドラ                      井藤 湊香 
   オールドデュトロノミー                石井 健三
   バストファージョーンズ&
   アスパラガス&グロールタイガー         田島 雅彦
   マンカストラップ                     趙  宇
   ラム・タム・タガー                   芝 清道
   ミストフェリーズ                     蔡 暁強
   マンゴジェリー                     百々 義則
   スキンブルシャンクス                 ユチャンミン
   コリコパット                       塚下 兼吾
   ランパスキャット                    幸田 亮一
   カーバケッティ                     村瀬 美音
   ギルバート                        張 文瀟
   マキャヴィティ                      片山 崇志
   タンブルブルータス                  岩崎 晋也

 やられちゃったよ     芝さん、素敵~ 

  歌ってないときも、他のネコにちょっかい出したり、表情も良いよ~。
  後輩から警告。『芝さんのタガー見ちゃったら、他のタガーじゃ物足りなくなりますよ』
   確かに、そうなのよ  
   この後、しばらく“芝さん病”(←勝手なネーミング)に悩まされるとは露知らず あぁ・・・。

 でも、芝さんだけじゃなく、他のキャストも良かったのだ
 
 ジェリーロラム&グリドルボーンに井上智恵ちゃん。(←ちゃんなんて失礼かしら?)
   ずっとベル役(美女と野獣)を演っていたのは知ってたから、うまいんだろうなとは思っていたが、
   確かに上手い。やや癖があるかなとも感じたけど、感情が入ってるとも言えるのかな?
 
 グリザベラに早水小夜子さん。
   “夢醒め”でマコママを観た時、上手くって感動したんだけど、やっぱりすごい
   「メモリー」を聞いたとき、あまりのショック(?)に鳥肌立っちゃった。
   やっぱりこの人、上手い 

 オールドデュトロノミーは前回(2/2)の方が、良かったかな?
   よくわかんないけど、そー感じた。 前回は初CATSだったから新鮮だったのかなぁ。
  
 実は、芝さんばっかり見ちゃって、あんまり他のネコ見てなかった気がする
  これも一種の“芝さん病”  あは

 

CATS!(2/2)

2006-02-19 01:52:16 | 劇団四季
≪キャスト≫
   グリザベラ                       重水 由紀
   ジェリーロラム&グリドルボーン          秋  夢子
   ジェニエニドッツ                   高島田 薫 
   ランペルティーザ                   磯谷 美穂
   ディミータ                       眞弓 ヴァネッサ
   ボンバルリーナ                    南 千繪
   シラバブ                        八幡 三枝
   タントミール                      滝沢 由佳
   ジェミマ                         王  堃 
   ヴィクトリア                      金井紗智子 
   カッサンドラ                      井藤 湊香 
   オールドデュトロノミー                青井 緑平
   バストファージョーンズ&
   アスパラガス&グロールタイガー         田島 雅彦
   マンカストラップ                     趙  宇
   ラム・タム・タガー                   キムスンラ
   ミストフェリーズ                     蔡 暁強
   マンゴジェリー                     百々 義則
   スキンブルシャンクス                 ユチャンミン
   コリコパット                       萩原 隆匡
   ランパスキャット                    幸田 亮一
   カーバケッティ                     村瀬 美音
   ギルバート                        張 文瀟
   マキャヴィティ                      片山 崇志
   タンブルブルータス                  岩崎 晋也

初キャッツ  すごく良かったよ~

  もともとバレエが好きな私にとって、ダンスダンスダンスっていうのが良い
  今までそんなにたくさん見たわけじゃないけど、四季のミュージカルの中じゃ一番好きかも
  ミストフェリーズ  蔡 暁強さんってすごい  
   あの体の柔らかさにジャンプ力。きっと彼はバレエもやっていたんだろうな。
   オールドデュトロノミー探しでの、彼のソロパートは目が話せない。ほんとにすばらしい
   ただ、顔がナイナイの岡村さんにそっくりで、
   すごい事してもなんとなくおかしく思えてしまうのは、私だけかしら??
     ちなみに、岡村さんそっくり説は後輩から。
  マンカストラップ  趙 宇さんにも驚いた
   他のプログラムのキャスト紹介の写真がロンゲのナルシスト(失礼)風で、
    はっきり言って、全然好みじゃないどころか、「うわー」って感じ。
   ところが、マンカストラップがかっこいい
   背も高いし、すっかりとりこに   最後にしっかり握手してもらっちゃった

  残念だったのは、クライマックスの「メモリー」
   初キャッツだったから、よくわかんないけど、後輩からの話から考えるに、
   ここって一番いいところ、聞かせどころじゃないの
   申し訳ないけど、  クライマックスにこれ???
   1幕の最後に聞いたときに、「えっ?こんなもんなの?」と思ったけど、
   2幕のクライマックス、まずシラバブは、役柄的に初々しいって感じなんだろうけど、
   歌い方が私の好みではなかった・・・。
   グリザベラに関しては、気持ちが伝わってこないというか、感動ができない 
   申し訳ないが、他の方のを見てみたい。

  総合的には 何度でも観たみたい演目。
   観るときは通路側で、ネコと握手できるところがいいな