草写真(以下”草”) :前回に引き続き、法蓮町、浜富町付近を歩いています。
公園巡りの第37回です。
宿酔い(以下”宿”) :雲が出てきたな。
草 :そうですね、予報ではなんとか降らないみたいなんですが…。
宿 :まあ、時期が時期だからな。
草 :降らないのも困るわけですが…、まあ、週末を避けてくれると有難いんですが…。
宿 :身勝手だな。
草 :身勝手ですね。
草 :でも、アジサイは梅雨時のものですね!。
宿 :この辺は住宅地だが、アジサイは良く見るな、確かに。
目立つってのもあるだろうが…。
草 :みんな、アジサイが好きなんですよ。梅雨時にこれが無かったら
ずいぶん寂しいはずです。
宿 :そ、そうか。
草 :「浜富こども遊園」の前を通りまして、浜富町から東明町に入ります。
宿 :路地は撮らんのか?。
草 :いやあ、撮るつもりで見てるんですが、ちょっと、イメージに合わなくなって
きたというか…。
宿 :そうか?。さっきまでとあまり変わらん気がするがな。
草 :まあ、気分の問題っていうのもありますかね…、あ、ここは良いかな…。
宿 :ふむ。
草 :路地の写真っていうのも、雰囲気がうまく伝わらないと、単なる道路ですからねえ、
撮った本人はその場に居たから、雰囲気が分かる訳ですが(笑)。
そこが伝えられないと、良いと思ってるのは本人ばかりなりになってしまいますねえ。
宿 :そりゃ、滑稽だな。
草 :ぐっ……。
こ、公園に着きましたよ。
草 :「毘沙門公園」です。
宿 :お、格好いい名前だな。
草 :ですね。
宿 :なんだろう、由来は、毘沙門町じゃないよな。
草 :公園の隣に、旗がならんだ神社がありますね、
あれが、毘沙門天を祀っているのでは…?。
行ってみましょう。
草 :「安城毘沙門天」ですね。説明書きによりますと…。
荘園の時代からあって、北方の守護として毘沙門天を祀っている
そうです。
宿 :そりゃ古いなあ…。ん?この辺は市の中央付近だが、北方とは?。
草 :安祥城から見て、北方ということみたいですね。
宿 :ああ、なるほど、今と同じ感覚な訳は無いわな(笑)。
草 :公園に戻りましょう。
草 :公園のつくりは、グラウンドに遊具と植栽、オーソドックスというか、
伝統的公園のつくりですね。
宿 :隣に古式の神社があるからな。
草 :そうですね、特徴的な公園です。
宿 :しかし、伝統的公園って言い方は、少し違和感があるな。
草 :まあ、そうですね…。昭和年代に設置された、公園個別のテーマ性
を付与させるという発想があまり無い公園というほどの意味ですからね。
伝統的というのは、少し言葉が勝ち過ぎているかもしれません。
なんて言えば良いのかな…。
宿 :”昭和型公園”とかで良いんじゃないか?。
草 :「昭和公園」がありますから、少し紛らわしいですね。
宿 :そうか、じゃあ、”非テーマ型公園” とか、”テーマ不在公園” とかか?。
草 :あまりネガティブな感じは避けたいですねえ、テーマが無いってのは、
その時代の設計思想が整備推進重視だったからというのが本ブログの
仮説ですし、テーマが無いのが悪いってことじゃ無いですからね。
公園としての機能を備えていれば、テーマは不要というのも、ひとつの
見識ですしね。
宿 :ふむ、確かにな。
草 :テーマのハッキリした、平成年代設置の公園を、「テーマ型公園」というのは
良いと思いますが、さて、対になる言葉がね…。
宿 :募集してみたら良いんじゃないか?。
草 :そんな大それたことのできるブログじゃ無いですよ…。
公園巡りData:NO.37
名 称:毘沙門公園(びしゃもんこうえん)
分 類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 東明町11番10
面 積:0.23ヘクタール
設備等:トイレ・水道・砂場・ブランコ・すべり台・鉄棒。
駐車場無し。
供用開始:昭和60年8月1日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)