草写真(以下”草”) :安城市南西部の公園空白地帯を歩きます。公園めぐりの第59回です。
草 :箕輪町の路地から歩きます。おや、教育委員会の白看板がありますね。
草 :箕輪城址だそうです。
宿酔い(以下”宿”) :戦国期の城だな。信長が台頭する以前ということか…。
草 :あ、公園がありますね。
草 : 「箕輪ちびっこ広場」 です。県道47号線にでまして…、
草 :消防署西出張所を通って、南西に向かいます。
宿 :農地になってきたな。
草 :住宅地や市街戦には無い魅力もあるものです。
宿 :ひみつのかくればしょ。か…。
宿 :お前、そんな体勢で撮ってると、落ちるぞ。
草 :こうしないと、なかなか…、おや、あちらになにやら石碑のようなものが…。
草 : ”町名遺跡釜ヶ渕” と、あります。
宿 :一見して謎の文言だな。
草 :裏側に由緒書きがありますね。
宿 :なになに、昔々に此処から黄金の釜が出てきて、
草 :へえ。
宿 :で、町名が福釜となったそうだ。珍しい種類の碑だな。金が余ってたのか…?。
草 :またそういうことを…。地名は形無き文化遺産なんですから、
良い事だと思いますよ?。こういう形で遺しておくというのは。
宿 :まあ、なあ。
草 :さて、進みましょうか。
草 :ネコを見ながら…、
宿 :空白地帯真っ只中だな。
草 :季節柄、農地に作物も無いので、殺風景ではありますが。
草 :草葉が無いと、鳥を見つけやすいですね。ヒヨドリとか。
草 :メジロとか。
宿 :俺さあ、メジロって、ウグイスと取り違えられてたんじゃないかと思うんだよな、
昔の人に。
草 :そうなんですか?。
宿 :ああ、だって、ウグイス色ってあるだろ、あれ、メジロの色だもんな。
ウグイスってこう、茶色で、見た目に目立つような鳥じゃないぜ。
鳴き声の馴染み深さとは逆に、姿かたちはあまり知られてないもんな。
草 :ああ、確かに、イメージはメジロの外見がぴったりくるかもしれませんね…。
宿 :うむ、そうなんだよ。
草 :そうですね……。あ、変電所が見えてきました。
宿 :見えたら、どうなんだよ。
草 :刈谷市との市境が近いはずです。
草 :この、 明治用水中井筋が、市境になっています。あ、公園がありますね。
草 : 大原公園です、刈谷市の公園ですね。安城市とは雰囲気が違いますね。
宿 :そ、そうなのか!?。
草 :ええ、そうですよ。
宿 :そうか……。
草 :明治用水を渡って安城市に戻りまして…、
草 :これは…、
草 :明治用水の埋設管を示す標柱だと思うんですが。
宿 :明治用水好きだのう、お主。
草 :ええ、そりゃもう、壮大さといい、建設までの経緯といい、浪漫と侠気に
あふれてるじゃないですか!。公園なんかめぐらなくても、明治用水メイン
でも全然いけますよ。
宿 :いけるのか。
草 :そうです。
宿 :そうか。
草 :さて、だいぶ南に来て、この辺りなんですが…。
宿 :なんだ、探し物か?。
草 :ええ、この、安城市と高浜市と碧南市との三市の市境が集まるポイント
があるはずなんですよ。
草 :地図でいいますと、このペンの先あたりです。
宿 :また、妙なとこに目を付けたなあ…。
草 :うん、ここですね。正面の道路に挟まれた幅10m弱位の土地が碧南市で、
その左側が高浜市、右側が安城市になるはずです。
宿 :満足か?。
草 :ええ。
宿 :そうか…。
しかし、こういうことなら、豊田、岡崎、刈谷との市境でも、同じような状況は
あったんじゃないのか?。
草 :うっ…。言われてみれば…。
なんでしょう?地図的に魅かれるものがあったんですよね、何故か。
宿 :主観全開だな。
草 :ここから、高浜市ですね。いわゆる碧海5市の中では、一番最近できた
市ということです。
草 :安城市との境にある、市制20周年のモニュメントは、特産の瓦をイメージ
したものになっていますね。
宿 :ああ、多いもんな、瓦工場。
草 :三州瓦ですね。
草 :少し北へ戻りまして、高棚町市街に入っていきます。
草 :商店街ということですが。
草 :簡易郵便局ですね。
草 :ウメにネコ。
宿 :どちらも本物じゃないな…。
草 :こちらは、本物のウメ。
草 :そして、ネコ。
宿 :ノリノリだな。
草 :いい調子です。おや、公園がありますね。
草 :”明治用水の発案者であり初期の推進者である都築弥厚より懇願され、
明治用水開削の測量を行った郷土の和算家石川喜平の功績を後に
伝えるために、この広場を整備した”と、ありますね。
宿 :えらいもんだな。江戸期の和算というのは、西洋数学とは独自の、しかし
相当に高度な発展を遂げていたというが…、なんだっけ、関とかいう流派の…。
草 :やっぱり、明治用水は熱いですよ!。まるで劉備と孔明みたいじゃないですか!。
宿 :そこまでいうか!?。
草 :広場の隣は、高棚神明社です。
草 :奥には、石像が祀られています。
宿 :手前が東郷平八郎、奥が乃木希典だな。
台座には、東郷の方には、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊出撃時に
東郷がZ旗とともに発した、”皇国の興廃此の一戦にあり…”の命令文、
乃木の方には、同じく日露戦で旅順要塞攻略後に乃木が詠んだ”爾霊山”
の漢詩が刻まれているな。
草 :あれ、宿酔いさん、泣いてます?。
宿 :これを見て泣かないヤツは、日本男児ではない!。
草 :そ、そうですか…。えー、では、高棚町内歩きにもどりましょう。
草 : 高棚小学校の前を通りまして…。
草 :なにやらお堂があります。 ”薬師瑠璃如来” とありますが。
宿 :ネコがいるな。
草 : ”百度石” とありますね。
宿 :願い、か…。
草 :就職ですか?。
宿 :やかましいわい!。
草 :さらに高棚町内を歩きます。
草 :エイの絵が描かれた鮮魚店ですよ。
宿 :”魚英” だからか…。しかし…。
草 :路地の奥に、お寺が見えます。 「空臨寺」 とあります。
草 :ネコがいました。今日はネコの当たり日ですね。
宿 :まあ、暖かくなってきたからなあ。
草 :公園に着きました。
草 : 「高棚農村公園」 です。
宿 :なんだ、この板は。
草 :公園名板なんですが、だいぶ色あせてますね…。
草 :こんな感じで、うっすらとは見えるのですが…。
宿 :うむ、まあ、そうか。
草 :中に入りましょう。
草 :広いグラウンドに遊具、そして、テニスコートがありますね。
宿 :ほう、珍しいな。この農村公園で、テニスか。
草 :確かに、他に見なかったですねえ。 ”その他公園” に分類されているのと
関係があるのでしょうか…。
宿 :完全なるスパイショットだな。お前のやっていることを、象徴するかの
ような写真だ(笑)。
草 :そ、そんなあ。
公園巡りData:NO.59
名 称:高棚農村公園(たかたなのうそんこうえん)
分 類:その他公園
所在地:愛知県 安城市 高棚町 茨池59番3
面 積:0.30ヘクタール
設備等:トイレ・水道・ブランコ・すべり台・駐車場無し。
供用開始:昭和57年4月1日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)
草 :箕輪町の路地から歩きます。おや、教育委員会の白看板がありますね。
草 :箕輪城址だそうです。
宿酔い(以下”宿”) :戦国期の城だな。信長が台頭する以前ということか…。
草 :あ、公園がありますね。
草 : 「箕輪ちびっこ広場」 です。県道47号線にでまして…、
草 :消防署西出張所を通って、南西に向かいます。
宿 :農地になってきたな。
草 :住宅地や市街戦には無い魅力もあるものです。
宿 :ひみつのかくればしょ。か…。
宿 :お前、そんな体勢で撮ってると、落ちるぞ。
草 :こうしないと、なかなか…、おや、あちらになにやら石碑のようなものが…。
草 : ”町名遺跡釜ヶ渕” と、あります。
宿 :一見して謎の文言だな。
草 :裏側に由緒書きがありますね。
宿 :なになに、昔々に此処から黄金の釜が出てきて、
草 :へえ。
宿 :で、町名が福釜となったそうだ。珍しい種類の碑だな。金が余ってたのか…?。
草 :またそういうことを…。地名は形無き文化遺産なんですから、
良い事だと思いますよ?。こういう形で遺しておくというのは。
宿 :まあ、なあ。
草 :さて、進みましょうか。
草 :ネコを見ながら…、
宿 :空白地帯真っ只中だな。
草 :季節柄、農地に作物も無いので、殺風景ではありますが。
草 :草葉が無いと、鳥を見つけやすいですね。ヒヨドリとか。
草 :メジロとか。
宿 :俺さあ、メジロって、ウグイスと取り違えられてたんじゃないかと思うんだよな、
昔の人に。
草 :そうなんですか?。
宿 :ああ、だって、ウグイス色ってあるだろ、あれ、メジロの色だもんな。
ウグイスってこう、茶色で、見た目に目立つような鳥じゃないぜ。
鳴き声の馴染み深さとは逆に、姿かたちはあまり知られてないもんな。
草 :ああ、確かに、イメージはメジロの外見がぴったりくるかもしれませんね…。
宿 :うむ、そうなんだよ。
草 :そうですね……。あ、変電所が見えてきました。
宿 :見えたら、どうなんだよ。
草 :刈谷市との市境が近いはずです。
草 :この、 明治用水中井筋が、市境になっています。あ、公園がありますね。
草 : 大原公園です、刈谷市の公園ですね。安城市とは雰囲気が違いますね。
宿 :そ、そうなのか!?。
草 :ええ、そうですよ。
宿 :そうか……。
草 :明治用水を渡って安城市に戻りまして…、
草 :これは…、
草 :明治用水の埋設管を示す標柱だと思うんですが。
宿 :明治用水好きだのう、お主。
草 :ええ、そりゃもう、壮大さといい、建設までの経緯といい、浪漫と侠気に
あふれてるじゃないですか!。公園なんかめぐらなくても、明治用水メイン
でも全然いけますよ。
宿 :いけるのか。
草 :そうです。
宿 :そうか。
草 :さて、だいぶ南に来て、この辺りなんですが…。
宿 :なんだ、探し物か?。
草 :ええ、この、安城市と高浜市と碧南市との三市の市境が集まるポイント
があるはずなんですよ。
草 :地図でいいますと、このペンの先あたりです。
宿 :また、妙なとこに目を付けたなあ…。
草 :うん、ここですね。正面の道路に挟まれた幅10m弱位の土地が碧南市で、
その左側が高浜市、右側が安城市になるはずです。
宿 :満足か?。
草 :ええ。
宿 :そうか…。
しかし、こういうことなら、豊田、岡崎、刈谷との市境でも、同じような状況は
あったんじゃないのか?。
草 :うっ…。言われてみれば…。
なんでしょう?地図的に魅かれるものがあったんですよね、何故か。
宿 :主観全開だな。
草 :ここから、高浜市ですね。いわゆる碧海5市の中では、一番最近できた
市ということです。
草 :安城市との境にある、市制20周年のモニュメントは、特産の瓦をイメージ
したものになっていますね。
宿 :ああ、多いもんな、瓦工場。
草 :三州瓦ですね。
草 :少し北へ戻りまして、高棚町市街に入っていきます。
草 :商店街ということですが。
草 :簡易郵便局ですね。
草 :ウメにネコ。
宿 :どちらも本物じゃないな…。
草 :こちらは、本物のウメ。
草 :そして、ネコ。
宿 :ノリノリだな。
草 :いい調子です。おや、公園がありますね。
草 :”明治用水の発案者であり初期の推進者である都築弥厚より懇願され、
明治用水開削の測量を行った郷土の和算家石川喜平の功績を後に
伝えるために、この広場を整備した”と、ありますね。
宿 :えらいもんだな。江戸期の和算というのは、西洋数学とは独自の、しかし
相当に高度な発展を遂げていたというが…、なんだっけ、関とかいう流派の…。
草 :やっぱり、明治用水は熱いですよ!。まるで劉備と孔明みたいじゃないですか!。
宿 :そこまでいうか!?。
草 :広場の隣は、高棚神明社です。
草 :奥には、石像が祀られています。
宿 :手前が東郷平八郎、奥が乃木希典だな。
台座には、東郷の方には、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊出撃時に
東郷がZ旗とともに発した、”皇国の興廃此の一戦にあり…”の命令文、
乃木の方には、同じく日露戦で旅順要塞攻略後に乃木が詠んだ”爾霊山”
の漢詩が刻まれているな。
草 :あれ、宿酔いさん、泣いてます?。
宿 :これを見て泣かないヤツは、日本男児ではない!。
草 :そ、そうですか…。えー、では、高棚町内歩きにもどりましょう。
草 : 高棚小学校の前を通りまして…。
草 :なにやらお堂があります。 ”薬師瑠璃如来” とありますが。
宿 :ネコがいるな。
草 : ”百度石” とありますね。
宿 :願い、か…。
草 :就職ですか?。
宿 :やかましいわい!。
草 :さらに高棚町内を歩きます。
草 :エイの絵が描かれた鮮魚店ですよ。
宿 :”魚英” だからか…。しかし…。
草 :路地の奥に、お寺が見えます。 「空臨寺」 とあります。
草 :ネコがいました。今日はネコの当たり日ですね。
宿 :まあ、暖かくなってきたからなあ。
草 :公園に着きました。
草 : 「高棚農村公園」 です。
宿 :なんだ、この板は。
草 :公園名板なんですが、だいぶ色あせてますね…。
草 :こんな感じで、うっすらとは見えるのですが…。
宿 :うむ、まあ、そうか。
草 :中に入りましょう。
草 :広いグラウンドに遊具、そして、テニスコートがありますね。
宿 :ほう、珍しいな。この農村公園で、テニスか。
草 :確かに、他に見なかったですねえ。 ”その他公園” に分類されているのと
関係があるのでしょうか…。
宿 :完全なるスパイショットだな。お前のやっていることを、象徴するかの
ような写真だ(笑)。
草 :そ、そんなあ。
公園巡りData:NO.59
名 称:高棚農村公園(たかたなのうそんこうえん)
分 類:その他公園
所在地:愛知県 安城市 高棚町 茨池59番3
面 積:0.30ヘクタール
設備等:トイレ・水道・ブランコ・すべり台・駐車場無し。
供用開始:昭和57年4月1日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)