草写真(以下”草”) :安城市の玄関口、JR安城駅に来ています。
公園巡りの第39回です。
宿酔い(以下”宿”) :ん?、安城駅ってこんなだったか?。
コンコースというか、もうちょっと立体的というか、
アーケードみたいな感じだった覚えがあるが…。
草 :それは、安城駅の南口方面ですね、こちらは北口で、賑やかさ控えめです!。
宿 :じゃ、玄関口ってより、勝手口じゃねえか(笑)。
草 :そうですか?、私は、駅前の静寂って好きなんですけど…。
まあ、幸い、安城駅には南北通路があって、通り抜けができますから、
草 :南口へ抜けてみましょう。
宿 :こういう通路って便利だよな。
草 :安城駅南口は二層構造になっていまして、その上層は駅前広場というか…、
一種の公園のように整備されていますね!。
草 :天球のオブジェがあったり…。
草 :駅前通りを見下ろせたりします。
宿 :勝手口とはうって変わった風景だな。
草 :市の中心市街地ですからねえ。
宿 :良く考えると、勝手口と玄関口が背中合わせって、変だな。
草 :自分で言った例えで悩まないでくださいよ…。
さて、降りてみましょうか。
草 :駅周辺、東西の通りは、アーケードが設けられた商店街になっています。
早朝なので、まだお店は開店準備中です!。
宿 :ま、常時シャッター閉じた店も多いけどな、この辺は。
草 :そうなんですか?。
宿 :仕事やってた頃、車で通過するときには、そんな印象だったがな…。
草 :でも、最近、高層なマンションもいくつか建てられてますよね。
草 :足元に、専門店街の商店街があるんですから、
素人考えでは、賑わいそうな気もするんですが…。
宿 :さあなあ、電車が便利だから、通勤や買物も、名古屋にでも行くんじゃねえのか?。
急行で一時間くらい、十分に通勤圏だからな…。
商店街の店主だって、名古屋から通ってるって人間もいるらしいしな。
草 :そうなんですか…。私は商店街って、ある種の憧憬を抱くんですけどねえ。
宿 :気持ちは分かるが、お前、そのカメラだって、
商店街で買っちゃあいまい?。
草 :うっ!!……。ネ、ネット通販です。
宿 :だろ?。憧れだけじゃなくて、金を落とせなきゃ、アーケードの一枚、電灯の一本
だって、維持できねえんだからな。
草 :部外者がほざくなってことですか…。
宿 :いや、俺だって部外者だがな…。まあ、お互い傍観者ってことなんだろうが…。
草 :うーん、そうですねえ…。
そろそろ、公園が近いです…、
草 :この、サンテラス安城の裏手に回りますと…、
草 :「日の出公園」です…。
宿 :恐ろしく低いテンションで公園に着いたな。
草 :うーん、なんだか、私には駅前や商店街を歩く資格が無いような気がしてきまして…。
宿 :資格ねえ…。ま、実際地元に暮らしてる人に聞いたら、外から見るのとは
違うかもしれないぜ。
草 :そうですねえ…、まあ、ここで気に病んでも仕方がないことなのは確かですね。
中に入りましょう。
宿 :切り替え早ええな。
草 :公園は、広めのグラウンドと遊具、藤棚が目立ちますが、植栽も豊かですね。
いわゆる、スタンダードなつくりといいますか…。
宿 :ああ、こういう公園の呼称を考えてたんだったな。
どうだ、募集で、何か来たか?。
草 :正式に募集したわけじゃないですからね、まあ、正式に募集してもこのブログの
実力ではどうかと思いますが…。
宿 :まあ、結局、どうするよ?。
草 :そうですねえ、住吉・篠目系の公園群が代表の、「テーマ型公園」。
これは良いとして、そうでない公園…、
多くが昭和年代に設置された、公園に個別のテーマ性を付与させるという
発想が無かったであろう時代の公園、公園にテーマ性を求めていない公園です。
これ、私の中では、いまのところ…。
「普及型公園」 か、
「均質型公園」 なんてどうかなあと思うんですが…。
宿 :俺の隣に住んでるじいさんは、「一般型公園」なんかどうかと言ってたけどな。
草 :そ、そうなんですか…。宿酔いさんにも近所付き合いってあるんですね。
宿 :ま、そりゃ、少しはな。
草 :おじいさんでも、インターネット使われるんですか?。
宿 :最近の年寄りを侮るなよ、自分のホームページもあるし、NHKラジオの
常連投稿者らしい。メールで。
草 :へえ、それはそれは…。
草 :さて、それで、ですねえ、このブログでは、テーマ性が希薄な公園は、
その時代の設計思想が整備推進重視だったから、という考え方を
採っていますから…。
ここはひとつ、「普及型公園」、に、決めたいと思います。
おじいさんには申し訳ないですが。
宿 :そうか。まあ、てめえのブログだ、好きにすりゃあいいさ。
じいさんも分かってくれるさ。
草 :よろしくお伝えください。
いやーなんだか、すっきりしました。良し悪しはともかく、決めてしまえば、
形になりますからねえ。
宿 :……。ところで、この公園、TNPだよな。
草 :へ?。
宿 :タウンネームパークってやつ、だよな。
草 :あ、ああ!、そうですね、日の出町の、「日の出公園」ですからね!!。
宿 :忘れてたろう?。
草 :いや、まあ…、なんと言いますか…。
宿 :思いつきで用語らしきもの作っちゃあ喜んでると、
そのうち訳分からなくなるぞ(笑)。
大体、「テーマ型公園」ってのを決めたなら、住吉・篠目系公園ってのは
意味がカブってんだから、廃止したほうが良いんじゃないか?。
草 :いや、まあ、それは…。細分化的な呼称と言いますか…、
ふ、普及型タウンネームパーク、「日の出公園」に、幸あれ!!。
宿 :いきあたり、あてずっぽうの、ブログかな…
公園巡りData:NO.39
名 称:日の出公園(ひのでこうえん)
分 類:街区公園
所在地:愛知県 安城市 日の出町 2番
面 積:0.33ヘクタール
設備等:トイレ・水道・砂場・ブランコ・すべり台・鉄棒。
駐車場無し。
供用開始:昭和42年3月31日
(引用元:安城市 都市整備部 公園緑地課資料)