プリキュアを引き合いに出して「最近の女子は元気が良い、それに比べて男子はカードとかなよっちい~」とかほざく人とかいますけど、そういう人達ってプリキュアが逆説的に「女児向け作品でやれるバトルものの限界」を示していることは理解してないんでしょうね。
LBXで代理戦争することの是非とかみんな考えてるでしょうし否定すべきこともあるでしょうけど、でもダン戦WARSにおいてはロイくんの存在がそれに待ったをかけているですよ。あのロイくんの淡々とした過去語りを見てもなお静かな戦争より「普通の」の戦争を選べるのかって話ですよ。 #LBX
静かな戦争により「移民による土地問題」「銃声と悲鳴、砲弾に怯える日々」「束の間の友達との平和」と交換する形でロイは「はるかにマシな日常」を手に入れたですよ。そんなロイくんを否定しないアニメで本当に本当に良かったと思ってますよ。僕はダン戦WARSを見ていてよかった。 #LBX
ダン戦って「技術は悪ではない、それを使う悪い奴がいるだけだ」っていうのをずっとやってきたわけで、ここでセカンドワールドそのものの否定をするのではなく運用を正常で安全なものにしていこうとなるのはすごく自然な流れなわけじゃないですか。 #LBX
あれは戦争を知らない連中だけで代理戦争の是非のついてどうこう言ってるだけだと机上の空論っぽさが否めないんだけど、戦争の現場にいた子に喋らせることで上手く説得力を出してるんですよね。
少なくとも「代理戦争にも良い面はある」という主張は通り易くなるし、たぶんスタッフ的には、ウォータイムについて現状それ以上の肯定をする気もないのだろうと。
Gガンダムでも「代理戦争でも迷惑を被る人間はいる」というのを初めに提示してきたわけだけどダン戦だと「それでも本当の戦争よりずっとマシなんだ」とさらに一歩踏み込んできて、さらにさらに「マシ」なだけということにすごく作り手が自覚的だと思うんだ。時代が下ったからだけかもしれないけど。
『ダンボール戦機ウォーズ』 第19話 2chまとめ チェン君の幼少期が壮絶すぎて辛い… blog.livedoor.jp/glintbooster/a… やっぱりキャラポス的に今後第5小隊が重要になってくるのかな? #lbx
イナダン映画で上手いと思ったのが、敵を「全ての争いの否定者」としたうえで、神様的なアレにするんじゃなく、神みたいな力を持ってるだけのただの女の子にして、彼女があらゆる戦いを憎むのも仕方ないわと思わせる描写をちゃんとやっていたことで、これによって敵側の動機に十分な説得力があった。
(一方で主人公側が戦いを肯定する動機はTVシリーズ見てりゃわかるようになってるのだが)。そういう意味で今回のロイも話に説得力を持たせる役割は充分に果たしたかなと。
@atom_matsuyoshi 有名どころとしては、福井晴敏が「四十の魂」という本でそういった論を展開してるらしいです。(と言っても、私原文を読んでないんですが。)
女性が女性性を捨てて泥臭く男性とか性差も何もかも無視して勝負に勝つってのは、わかる。でもそこまでした女児向け作品って無いよね。あくまで可愛さを確保して、女の子が女の子らしくいられる限界の所作で勝つ作品ばっかりでしょ
格闘アニメって結局はバーチャルプロレスなので、勝利優先で身も蓋も無い戦い方したら客が楽しめないので興業としての意味が無くなるんですよね。で、何が「身も蓋も無い戦い方」になるかは男向けと女向けで違ってくると。
パケ絵の装備例がガウンタ・イゼルファーしかないのがウォーズのプラモ展開の少なさを示してて泣ける/ダンボール戦機WARS (ウォーズ) LBXカスタムウエポン19 バンダイ amazon.co.jp/dp/B00CTCBA1U/… @AmazonJPさんから
私の場合は真逆の捉え方で、プリキュアはあくまで女の子向けの内容を土台として、そこに格闘バトルものという異物を取りこんで差別化したからこそウケている、と見ていますね。基本部分が女の子向けでなかったらウケない、と。
「女の子向けアニメ」の中で生き残りやすい要素、というのは確かにあるんだけど、それを生物学的性差と結びつけるのは馬鹿らしい、と言うか。ほら、男性視聴者だってプリキュアがフリルいっぱいなら嬉しいじゃないすか。その感覚を拒絶するのは小学生男子っぽくて好きくない
いや、私が話しているのはまさにその「小学生・幼稚園児にとってどうか」という部分なんですけどね。戦隊見てる女児ったってプリキュア視聴層のそれに比べればはるかに少数ですし。
ジャンプ作品の女性ファンの中で、腐女子的な「○○カッコイイ」という見方以外の、単純にバトルものとしての評価が高かったとしたら、なぜ少女漫画とか女性向け漫画・アニメでバトルもの少ないの?とか。
妹の影響で全盛期のなかよし、りぼんやら最遊記やってた頃のGファンタジーやら読んでましたけど、どう考えても女性読者はバトルに対するこだわりとか無いんですもん。
私はぺんでゅらむさんの見解とは逆で、「男児向け・女児向けアニメそれぞれにおいてウケる要素と生物学的性差はだいたい関連してる」と思ってます。「男性視聴者だってプリキュアがフリルいっぱいなら嬉しい」というのはプリキュアを異性として見た場合の感想、つまり大人の感想でしょう。
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