きっと喜ぶだろう、母はそう思ったに違いない。しかし幼かった私は皆と違ってたのが嫌で仕方なかった。 保育園のエプロンの左ポケットの刺繍のつばめが皆と違っていたのだ。 今なら少しくらい違っていようと私のために針をすすめてくれたことにきっと感謝したことだろう。ずいぶん母を困らせたことだったろう。ただただ申し訳ないと思うばかりだ。 蛇足ながら・・・、今日は母の日、これは日記に綴った一文(2010、3、13)です。確か書いたと今朝から探しさがし、先ほど見つけました。化石を掘り出したような気分です。