やっと届きました。モンプチのトンネルです。トンネルの途中に開いている穴からのぞいているのは？
「なかなか住み心地が良いにゃ」
「それは良かったですね～。申し込んだ甲斐がありました～」
「頑張ってモンプチ缶詰を食べたからにゃ～」
「どっちかっていうとコジロウ様が食べたんですけどね」
「そうだったにゃ」
コジロウ様が上半身だけでご満悦。
その奥で小首をかしげているご主人様付きです。
何処にでも顔を出したがるご主人様でした。
上から見ると・・・こんな感じ(笑)
もちろん普通に入ってくれてます。
コジロウ様は無駄にこのトンネルとお通りになります。それもものすごい勢いで。
「気にってくださったんですね」
「もちろんよ。和むのよね～」
とのことで部屋の散らかり具合は気になさらず、まったりとトンネルの中でお過ごしになりました。
＊ 気に入ってくれて本当によかったです。
せっせとバーコードを張り付けた甲斐がありました～。
日本各地に大雨と土砂災害をもたらしたのろのろ台風が日本海を北上中です。
新潟から稲刈りが始まったというニュースも届いたそんな日のことでございます。
巷には手のひらや頭の上にミカンを何個も乗せてるニャンコがいるとか。ちょーかわいいですよね。この執事もやってみることにしました。
「執事さん、なんか頭に乗っている？」
「そ、そんなことはないですよ。いつも通りかわいらしいビビ様ですよ」
「ならいいや～」
いそいそとカメラを取り出しパチリ。
「かわいく睨んでもだめですよ～、ビビ様～」
頭にちょこんとネズミのおもちゃを乗せているビビ様。この次は二個に挑戦してみようと心の中で誓う執事の背中に、なにやらいじけた感じの視線が！
「――羨ましいにょだ」
「？何がでしょうか、ご主人様？」
ちんまりとナシの箱に納まり寂しそうなご主人様です。
「わしも何か乗っけたいのにょだ」
「では、ご主人様もネズミを乗せましょう。お揃いですよ」
「もういいにょだ」
「あ、ではオニューのネズミさんなどは・・・・」
※ すっかり凹んだご主人様は呼んでもしばらく箱から出てきませんでしたトサ。
