にいの動物病院ブログ

にいの動物病院は、新発田市・阿賀野市・聖籠町の動物達を中心に、犬・猫・うさぎ・ハムスターなどの診療を行っています。

犬の結石

2009年11月28日 | 
犬にも尿道、膀胱結石があります。飼い主さんが気がつくのは血尿が
多いようです。雄 雌で結石の発生率は変わらないと思いますが、猫と同じように
雄は排尿が出来なくなることがまれにあり、これは即処置をしないと命に関わります。結石はフードでほぼ管理できるもの、外科処置が必要なものとがあります。
血尿、頻尿にはご注意を。

妊娠していないのに母乳が出るとき

2009年11月24日 | 
偶にこのような状態を見ます。偽妊娠と言う状態です。発情があって2ヶ月くらいでなるケースが多いです。発情が終了して自然と落ち着くケースもありますが、
悪くすると母乳が感染症を引き起こし乳腺炎になります。こうなると痛いので
舐めてまた悪化して、と繰り返します。対策は不妊手術をするのが一番です。
あとは対症法しかないのが現状です。

病院で診察が難しい犬

2009年11月20日 | 病院日記
病院は当然ながら動物にとっていいところではありません。
ただやはり必要があって検査や処置を行います。
この時にどうしてもおとなしく出来ない動物には(使用したくないのですが)
軽い鎮静をかけることもあります。
ただそのときに普段出来ない毛かりや爪きりなども同時に行うことも可能ですので
すこしはいい点もあります。

ねこに水を飲ませること

2009年11月17日 | 
偶に飼い主さんから聞かれる事で フードは缶詰とドライではどちらがいいですかか?と言う質問があります。これはどちらかと言えば缶詰です。(ドライが駄目と言うことではありません。私は自分の猫にはドライを与えています)
飼い猫は北アフリカのリビア山猫が原産と言われています。砂漠ですからあまり水が無い環境です。そのため猫は飲水量が少なくて良い様進化しました。
しかし腎臓に対しては水を多く飲んだ方が良いと言われています。
寒くなると飲み水が冷たくなり 飲む量が減少することがあります。
このときは飲み水を温めてあげると飲む量が増えるケースがあります。
(風呂場や熱帯魚の水槽の水を飲むのは温度が高いためと言われています)

犬が目をしょぼしょぼする時は

2009年11月13日 | 病院日記
ここ最近偶然ですが、目をしょぼしょぼすると言う主訴で犬が複数来院しました。
原因はもちろん違うのですが、シーズー パグ フレンチブルなどの短頭種は
結構角膜が傷ついているケースがあります。傷はある試験をするとすぐわかります。短頭種は最悪放置すると角膜に重大な問題が発生することがあります。
その他の犬種でも傷があることはもちろんあります。
目がこのような時は病院を受診することをお勧めします。