さくらが咲きました

　近所の家の庭先のさくらが咲きました。
薄赤色に膨らんだ蕾の間に1輪、1輪花びらが見えました。
まだ1～2歩咲きの感じです。
蕾をよく見ると、とても豊かな表情をしています。
初々しい色と柔らかさで優しい表情です。
蕾の先がほころび始めピンクの花びらの先が見えます。
散歩をしていると、何事も近くに感じます。
桜が咲き始める様子を感じられたのはラッキーでした。
　高速道路越の、山の中腹にある桜林がほんの少し、薄赤く見えます。
白く浮いたような満開の風景になるには、もう少し、時間が必要です
　事務所のある広域は桜の木が沢山あります。
ため池の土手や用水に沿った道路の桜並木や山の中腹に・・・
20年前頃に当時の町の計らいで出来た、
町民の寄付による桜並木などなどで・・・・多くの桜の名所が有ります。
　夕暮れの木に沢山の雀が止まっていました。　
数羽が飛び立ち田んぼの土の上にサーと舞い降りした。
まるでスイミングダンスのように乱れることなく、同じ姿勢でした。
低い電柱の上に止まっていた白鷺が音もなく舞い上がり、南の空へ飛び行きました。
数個の白い塊が、ふんわり浮くように、湧き上がるような情景でした。
　高速道路沿いの水田は土が掘り返されていました。
もう田植えの準備が始まっているのですね。
農作業は季節の移ろう先を見つめているのですね。
あたりが暗くなり、事務所のシルエットが浮かんでます。
西風が少し強い夕暮れ時もそろそろ終わろうとしています。

散歩がしたくなる季節

　本日夕方散歩しました。
しばらく散歩をしていませんでした。
仕事が終わり、ふと外の明るさに誘われて散歩に出かけました。
事務所は30年頃前に出来た住宅団地の中にあります。
昭和の雰囲気の家々の庭先を見ながら西に進みました。
　程なく水田地帯に出ます。
今は土が現れた荒野のようです。
田植えの時期には苗が水面にちょこっと頭を出し、
水面に青空を写す美しい景色になります。
　薄暮の中に高速道路を通る車のライトの明りが規則正しく移動しています。
かすかに赤城山のシルエットが高速道路越に見えます。
正面には今、正に沈もうとする夕日が地球を廻りこむように落ちていきます。
　急に暗くなった中に、東武桐生線の電車がゆっくりと窓明りを携えて移動しています。
電車の音は快いリズムがあります。
子供の頃、電車の中で「ガタンゴトン」の音を聞きながら居眠りをしていたものです。
東武電車も群馬の田舎ではのんびり走っています。
　足元が暗くなったので、向きを東に変えて帰路につきます。
事務所のある住宅団地に、ちらほら明りが見えます。
団地の頭越しに大きな光の塊が見えます。
近年出来た金山中腹の流通団地の明りです。
昼間、無粋な建物が金山中腹に見え、大変、景観を壊していますが、
夜もいただけません。
　垣根越しに料理の美味しそうなにおい、が伝わってきます。
事務所は直ぐそこです。
　季節の移ろいは確実に体に伝わってます。
散歩は春の贈物です。

ぼちぼち花たより

　本日、桐生市の工事現場でヤシオツツジを見ました、
淡い赤紫色の可憐な花が幾重にも伸びた小枝に咲いていました。
数年前に栃木県の鹿沼市の山奥深くヤシオツツジを見に、
登山をしたのを思い出しました。
ヤシオツツジは秋に落葉し、
新芽が出る前に、花が、いち早く咲くので、こころ楽しみな花です。
　こちらのお宅はご主人の趣味で沢山の樹木が植えられています。
落葉樹は新芽が大分大きくなり、そろそろほころび始める頃合です。
ツツジ、サツキ、山ボウシ、ごようまつ、モッコク、ハナミズキ、
梅の木・・・ほかに名の知らない沢山の樹木があり・・・庭園の趣のある住まいです。
ご主人と会う度、木のはなしで「花」がさきます。
　　太田市から桐生市への道路は小高い茶臼山の麓(ふもと）を巻き込むように有ります。
茶臼山は落葉樹が多く、まだほとんど冬山の景色ですが、
遠目に、少し、色がつき始め・・春の兆しを感じました。
これから日を追うごとに、山が緑色に変わる・・・楽しみな季節に入りました。
季節の移ろいを一番感じ取れる時期ですので、
草木をはじめ、空、水(川、湖・海）、土、早朝、夕暮れ・・・など注意深く観察したいものです。
・・・こころを豊かに、こころ深く、こころ清らかに、ゆったりしたこころに・・・なれる季節になりました。
　【自然とともに・・・季節を楽しむ暮らし・・・住まいづくり展】を、
来る9月13日(土）14日(日）に桐生市「有鄰館（ゆうりんかん）」で開催します。
自然をこよなく愛し、自然とともに生きることが楽しい・・・こんな考えの職人達(設計士もいます）の住まいづくり展です。
住まいづくりに限らず、自然をキーワードに暮らしに関する【こと・もの】の展示も行います。
たとえば・・・あかり、布、食など・・・
　【季節を楽しむ暮らし】を、皆様とともに、語り合う・・・このように考えております。

季節めぐる1/11

季節めぐる。
事務所の庭の木々の芽が膨らみはじめました。
春来る・・・

季節めぐる2/11

温かい日が続くと日一日と新芽のふくらみが増し、緑鮮やかになります。

季節めぐる3/11

季節を楽しむ暮らし・・・ほんの小さな事に気付く暮らし

季節めぐる4/11

季節を楽しむ暮らし・・・丁寧で確かな暮らしぶりが
季節の移ろいに気付き・・・季節を楽しむことができると感じています。

季節めぐる5/11

事務所では過日、群馬県桐生市の有鄰館（ゆうりんかん）で自然派の住まいづくり展を開きました。
自然素材を使った、職人による住まいづくりをご覧いただく展覧会です。
来る夏季にさらなる充実した展覧会を開催する予定です。

季節めぐる6/11

展覧会は　自然とともに・・・季節を楽しむ暮らし・・・住・食・衣
・・・季節を感じ、丁寧にゆっくり、暮らす皆さんに、
自然素材を使った住まいをご紹介するものです。

季節めぐる7/11

自然とともに・・・季節を楽しむ暮らし・・・住まいづくり展は、
住まいに限ることなく、食あるいは衣など暮らしに関係する「こと・もの」を
皆様とともに考える機会としたいと考えています。