信州安曇野Web美術館・・Digitalのニューアートへご招待

デジタル彩画やデジタル版画は、今までの写真や絵画や版画と一味違うニューアートです。・・・お楽しみください。 角次郎

BLUEの会の写真集

2019-08-12 | Archive 展示室

BLUEの会の写真集

BLUEの会は、昭和34年ごろ同人誌「すばる」(村松今朝男発行人)の仲間たちのサークルであった。四季を通して旅行やキャンプをして交流を深め合った。皆さんは80歳近くの高齢者になっている。当時は名古屋市在住の皆さんです。ご存じの方はご連絡下さい。

名前の分かったいる人・・ 村松今朝男・石黒義実・林智美・高橋照子・日野小夜子・上田〇〇 女性の方は結婚され苗字が替わっていると思います。

(石黒さんの所在は解ってます。)

京都八坂神舎

 

 

京都清水寺

 

 

木曾福島駅

キャンプ場

バンガロー内

宇賀渓

宇賀渓

宇賀渓

宇賀渓

榊原温泉

 

梨狩り

新年の会合

 

 

 


41 葛飾北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏

2019-08-12 | 富岳三十六景コレクション室

葛飾北斎 富嶽三十六景   コレクション  

神奈川沖浪裏   かながわおきなみうら

画狂・葛飾北斎による連作錦絵『富嶽三十六景』中でも特に知られる傑作中の傑作『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。本作は1831年(天保2年)頃に刊行されたと推測される連作錦絵作品『富嶽三十六景』の中の1点で、神奈川沖の荒れ狂う海の様子を大胆に表現した作品である。画面左側には本作中で最も観る者を惹きつけているであろう荒々しくうねる大波が描かれており、その様子はあたかも画面右側に配される小舟へと襲いかかるようである。先端を激しく砕け散らせながら生き物のように巨大化する大波と、必死に船にしがみつきながら舟を進める船頭たちは、抗うことのできない自然の圧倒的な力と人間の無力さを表しているようであり、低視点(小舟)で捉えられた劇的な場面表現は観る者をも圧倒する。また画面中央に配される遠景の富嶽(富士山)は、画面前景で繰り広げられる動と静、近と遠、変化と不変という意味で見事な対比を示しており、そこには深く近代的な精神性を見出すことができる。さらに造形的観点から本作を考察しても、強弱を極端に強調した激しい曲線によって流々と表現される波の円運動とその連鎖は画面の中で一体となり、他では類を見ないほどのスケールの大きさを醸し出すことに成功している。また波の重なりや陰影によって浮き出る縞模様や、波濤(大波)が作り出した粒状の水飛沫の装飾性も特に優れた出来栄えを示している。なお後期印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホが称賛の言葉を残しているほか、印象主義音楽の大作曲家ドビュッシーが本作に着想を得て交響詩『海』を作曲している。

 


『信州安曇野Wev美術館 へようこそ・・』デジタル彩画・デジタル版画はPCで描くニューアートです。写真や絵画と一味違う作風をお楽しみください。

デジタル彩画やデジタル版画は、主に写真を原画としてパソコンを鉛筆や絵具・彫刻刀として使い描く新しいアートです。写真を画像処理ソフトのフィルターや描画機能・画質調整などで、図柄を描画し点描や隈取や色彩を描きそろえ、版画の版木にあたるレイヤと呼ばれる数枚の「電子版木」と組み合わせ、油水彩画や木版画の様に描画する電子画法です。