信州安曇野Web美術館・・Digitalのニューアートへご招待

デジタル彩画やデジタル版画は、今までの写真や絵画や版画と一味違うニューアートです。・・・お楽しみください。 角次郎

6 尾州不二見原 葛飾北斎 富嶽三十六景

2020-09-11 | 富岳三十六景コレクション室

尾州不二見原  びしゅうふじみがはら    コレクション アート工房 雲のゆくえ

 

 なによりも奇抜な構図によって世界的に有名である。中央に大きな桶の円があり、その中に小さな富士が遠く見えるという面白さである。しかもこの桶を作っている桶屋の姿を、安定した場所で絵の中心にしている技巧は北斎の独壇場といっていいであろう。
 また桶屋の姿態描写が生き生きと力がこもって切実で、人物画にすぐれた北斎の典型的な傑作といってもいいであろう。俗にこの絵を「桶屋」と呼んでいる。 
現在の愛知県名古屋市郊外、富士見原を描いたもので、遊郭や武家の別宅が存在する名勝地として知られていたそうです。

 

 


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1 コメント

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Unknown (ミッキー)
2019-08-15 13:34:02
北斎は構図の発想が天才的ですね~!
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