Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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急がば回れ

2018年11月16日 22時13分36秒 | 天地人
急がば回れ(いそがばまわれ)というのがあり、誰もが知っているフレーズです。

私の教えは、回らなくても回ってもどっちでも・・・が答えです。

でも、もう少し丁寧に答えるとしたら

太極拳の習得は、「急がば意識」です。

当会の型1.も意識の重要性、その点から套路の形、意味、使い方を説明し習得していきます。

急がば意識! です。

その理由は、人間は意識体だからです。

つまり本質ですね。

肉体は単なる箱だと思って、その箱ものを操っている影の主役、それが意識なんです。

恋愛も食事も武術も学生の勉強も、仕事も、プロポーズの返事も「意識」ですよ。

意識はごまかせません。

そして人という生物である限り均一だという大きな性質があります。

体格、身長、跳躍力、パンチ力、俊敏性、体重などの物理現象は個人個人絶対に違います。

がしかし、意識は、その基本は同じなんです。

指先をどこに向けているのか、注意されたりしているでしょう。

相手の「のど」めがけて手を出していませんか?

腰じゃないよ、腰を回すな・・@@を使うようにしなさい・・・

なんて言われていますよね、よく教室なんかで。

それは、その部位を意識することを最優先しなさいと教えられているんですよ。

でも生徒さん達は、それを言われても「言われた言葉を意識するのみ」で終わっているんです。

だから、言葉に従うという意識なので、ほんものじゃないため

「腰じゃない」といわれても他の@@を意識できないんですよ、これ難しいけれど無茶苦茶重要な指摘をしているんです。

一生懸命すればなんでも叶う、正解じゃないんです。

みんな、ほとんどの方は、「腰だよ」といえば腰にゴールを設定してしまう、

違うんです。腰がゴールじゃないんです。

数学で、自然数を教えられる。

生徒さんは、自然数を覚える、知ることがゴールだと思っているけれど、

それがゴールじゃない。

自然数を知ることで、整数がわかってくる。自然数よりゼロに目を向けるようになる。

小数が見えてくる。そこなんです、自然数を学ぶのは。

腰を使ったらダメだって。
それをやっちゃお終いよ・・・の世界をしることが

腰を意識することなんですよ。

腰を固定したら、@@が回り出す、「はい、そこ!! 」

「そこが回ったでしょ!! ほらほら。」これが太極拳が私が

"急げば意識"という理由です。

これ私の言っている事が、何年かしたら解ってきますよ。

解ってくるようにレッスンを組み立てているのですから、

いつもよく言っているでしょ、

私の教えている事は実は2つなんですよと。

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