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Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

こまっている人の"太極拳PRO"あるある その4.

2019年06月11日 17時07分03秒 | 太極拳
立身中正(なんなんですか?)

武術のなかでもいろんな戦略があります。

普遍の教え

一般的に○○ですよ。という「一般論」

具体じゃない、抽象でもない、なんかよく分かっていそうで
結局なんなんだーっ。という思考停止系。

そんなことを感じたことは、あるでしょう。

そんなことで、太極拳でひとつ

その中でも「立身中正」
どういうことんなんでしょうか?

具体的に知りたい方

姿勢は何を意味しているのか?

なんかモヤモヤするなぁ。という人たちに出来るだけ
答えます。
(当会のレッスンで教えています、そのままを書くことが出来ない事を前提としています)


答え:

姿勢を語るとき、姿勢を学ぶとき。実は人間をもとに

人だけ見て、あれこれ言っても仕方ないです。

理由は、人間の骨格にあります。人の骨格は

四足動物のデザインのまま、ほぼそのとおりであるからです。

二足歩行していますが、それは無理に立っています。

ですから、姿勢を云云する際も、武術の秘密を解明する際も

私たちは、基本的なスタンスとして四足動物にかえらないことには
間違ったことになります。

つまり「真っすぐに立つ」は、二足歩行動物として真っすぐたっている(社会生活の中で)場合。

この時の真っすぐ立つは、武術でいう立身中正でなくてもいいわけです。

人間に四足歩行をしましょうと言っているわけじゃありませんよ、もちろん。

そうじゃなくて、立身中正というのは、

武術として(護身=身を護ったり、攻撃したり)相手と接触する前に

相手に見せる姿勢(準備ができていますよ、攻防に適したという意味)つまり「構え」のときの姿勢。

それから二つ目として

相手に接触して、技を出す前から、技を使うときの姿勢。

この姿勢に秘密があります。

2系統あります。

一つに、

立身中正、そんなんじゃ、相手に効かない。そういう戦略をもつ武術。

二つ目に
立身中正、その姿勢を意識操作で四足動物のスイッチを入れて、相手に影響が出せる姿勢にする
戦術をもつ武術。

姿勢という、身体の形だけいっている身体操柔(私の術語)のみで立身中正を
いくら説明してみても、聞く人にとっては何もつかめません。

こうしたら、こういう効果として体感出来たとき、そうして経験させられたとき
立身中正という姿勢は腑に落ちて
納得てきます。

当会では、新・基本アレンジクラスで真っ先に教えている

"ステディ"です。



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