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麻呂ですが、何か?

ブリティッシュショートヘア、カイザーとアンジーの楽しい毎日♪

おいしい薬

2009-09-18 21:05:00 | 病気のこと
カイザーの体調について、少し書きます。
8月の中頃に月1回の血液検査で、今まで測定してなかった
カルシウム値を念のため測定してみたら、高かったんです。

ぜーんぜん元気だし、このときの数値がよければ
検査の間隔を3ヶ月とか少し長くしましょうか、という
話だったので、ちょとショックでしたが。

血中カルシウムが高くて腎臓に影響しているのか
腎臓が悪くてカルシウム値が上がっているのわからない

一度、エコー検査で見てみましょうということに。


検査結果は・・・・

左側の腎臓は問題なさそうだけど、右側の方が少し
形が良くないみたいとのこと。
でも、腎臓が悪くなった結果そうなっているのか
もともと(生まれつき)そうだったのかは、
わからないそうです。

ただ、何もしなくて血中カルシウム値が下がることは
まずないでしょう、と。
原因はよくわからないのですが、血中カルシウムが高いと、
腎不全を起こしたりするらしく新しい薬が処方されました。

この高カルシウムというのも、症状が出る頃には
かなり悪くなってから、というので、今のところ
別にどこか具合がわるいということではなさそうです。

今は、腎臓で濾過できない不純物(?)を吸着してうんちで
排出するためのコバルジンという薬に加えて、新しく
フォルテコールという薬をあげています。
このフォルテコールがおいしいらしくて、大人気なのです。

確かにバニラアイスみたいないいにおいがするんですが、



見せただけで、目がクリクリです。



お薬なので、こちらから食べていただきたいのですが、
欲しいと言ってくれるので、大助かり。





1日1粒なのですが、毎回「おかわり」でもっとくれと言われています。



手がかからなくて、らくちんです。
このお薬の開発者に感謝!ですね~。

今のところ、目に見えて具合が悪い感じもなく
おかげさまで毎日元気に過ごせています。
(薬をあげる前も特に具合の悪い症状が出ていた訳ではないので、
薬が効いているのかどうか、イマイチわからないのですが)

カルシウム値が上がっている原因として、副腎皮質機能低下症(だったかな?)も考えられるとのことで、血液検査を勧められました。
(まだやってないのですが。病院では検査できないので検体を送って調べてもらうのだとか)
まだまだ、いろいろわからないコトも多いのですが
とりあえず、カイザーが気持ちよく暮らせるように
してあげたいな、と思っているところです。

再発

2009-05-29 23:22:07 | 病気のこと


きょうは少しぐったり気味なカイザー。
今朝からまた頻尿で、病院に行ってきました。
膀胱炎再発です。

でも、今日は違う病院へ行ってきちゃったんです。
というのも、カイザーは最近ずっと下痢をしているのですが、
そのことを相談しにいったときの獣医の対応が、どうしても
気になって、信用できなくなってしまって...
待ち時間が少なくてよかったんだけどなあ。
カイザーは、我が家にきてから、これまで1回も下痢なんて
したことないんです。説明しても「メルクメジンを与えてたら
便秘することはあっても、下痢はしない」
フードを切り替えてから下痢してるみたいって言うと
「腎臓サポートで下痢なんて聞いたことない」って。
だって、実際してるんだもん....
「過食じゃない?」
「はい?」
「過食って、食べ過ぎのこと!」
「・・・」
言葉の意味がわからなかったんじゃないのに。
こんな対応では、カイザーの命を預ける気にはなれません。

で、ちがうとこに行ってみました。
少し遠くて、いつも混んでいるのですが、混んでるのは
人気の証。きっといい先生に違いない!
ということで、
初めて行った病院に、これまでの検査結果を持参して
いろいろ話を聞いてもらって、レントゲンをとってもらって
血液検査をして、と、カイザーにとっては盛りだくさんの
メニューでしたが、いろんなことがわかりました。

まず、レントゲンでは、膀胱に少し結石があるみたいでした。
今回の尿検査でも結晶がでていたそうです。
でも、腎臓の大きさは、いいらしい。いいというのは、
エコーでみてみないとわからない部分もあるけど
萎縮したりしてない、っていう意味で大きさ的にはOK。

血液検査の結果は、BUNは基準値内ではなかったけれど、
前回5月9日には65もあったのが、37.6
(基準値は17.6~32.8)
クレアチニンは、1.6(基準値は0.8~1.8)で基準値内。
その他はすべて基準値内でした。

尿検査では、血液と結晶は出ているけど、糖はでてなくて、
比重も軽くないです、とのこと。
あんまり細菌がうようよいるわけじゃないから、抗生剤は
便もゆるくなることがあるし、使わないと言われました。
今日は炎症を抑える注射を1本うってもらって、
あとは食事で...ということになったのですが。

その食事が、
結晶を溶かして、オシッコに出す効果のあるフードは
お水をたくさん飲むように設計してあるので、塩分多め。
だけど、それは腎臓に負担がかかるから、腎臓の悪い子に
はあまりあげたくないし...
とりあえず、ヒルズのc/dマルチケアで行きましょうと
いうことになりました。
でも、これ、最初に膀胱炎になったときに、ロイヤルカナンの
phコントロールと2つサンプル出してもらって、食べさせた
ことがあるんですが、まったく食べてくれなかったやつです。
それで、今回はウエットを出してもらいました。

今回のいちばんの収穫は、慢性腎不全のことについて、
1回の検査結果だけでは、慢性かどうかわからないって言われたことです。
もう少し、時間をかけて見ていきましょうと言ってくれました。
膀胱とか腎臓に負担がかかっているときには、一時的に数値が上がる
こともあるんだとか。
だけど、以前から尿の比重が軽かったので、生まれつき腎臓が
よくないってコトもまれにあるとも....。
まだまだ、わかりませんが、
今回の先生のほうが、カイザーの扱いが上手で、ちゃんと下痢のことも
真剣に考えてくれたし、何より私の話をちゃんと聞いてくれるのがうれしい。
でも、人気があるので待ち時間が長いです。
仕方ないですけど。

膀胱炎その後

2009-05-25 21:52:52 | 病気のこと
尿検査で、もうひとつ、気になることがわかりました。
ストルバイトというオシッコの結晶が発見されたのです。
ストルバイトがたくさんできると、尿道がつまって
オシッコが出なくなることもあるそうで、膀胱炎の治療と
併せて、フードで改善をはかろうということになりました。

抗生剤をもらって、一週間後の尿検査。
この日は、カイザーはお留守番で、
尿をもって、私だけ病院へ行きました。
結果は...
少し細胞が混じっていましたが、
血液も、ストルバイトもでませんでした。




ところが、この日は、尿にブドウ糖がでたのです。
なぜだか、わかりません。
1週間前は,でてなかったのに....

そして、尿の比重が軽い、つまり、オシッコが薄いと。
オシッコが薄くて、ブドウ糖がでてるってことは、
この検査結果だけみると糖尿病を疑うって先生に言われ、
血液検査をすることになりました。

以前も比重が軽いとは言われたことがあります。
虚勢手術のときの血液検査では確か問題がなかったので
今回も大丈夫だと思って、あと1週間分薬をもらって帰りました。

・・・そして、1週間後。
すっかり具合も良くなった様子だったので、
とりあえず、「もう、薬は飲まなくてもいいよ」って
言ってもらえるつもりで、血液検査に連れて行ったのです。



そして、尿検査の結果は、
前回よりも数値は低いものの、やっぱり糖がでていました。
そして、血液も細胞もまた出ていました。
ただ、糖はストレスによる一時的なものかもしれないとのこと。
糖尿病じゃなくて、よかった、と思ったのもつかの間。
「残念な結果がでました」
血液検査の結果を伝える先生の表情は、曇っていました。
見せてくれた検査結果では、
BUNとクレアチニンの数値が高くなっていました。
(検査結果の左側の数字が標準値)


「とっても残念だけど、慢性腎不全です。」

膀胱炎になるまでは、とっても元気に過ごしていたのに、
どうして「慢性」なのか?
全然意味がわかりませんでした。

先生が言うには(正確な記憶ではないかもしれませんが)
・もともと猫は、肉食で砂漠地帯で生活していたこともあって、
特に腎臓に負担をかけて生きている生き物だから、年齢とともに、
程度の差はあるけれど、多くの猫に腎臓の不調が現れる。
だけど、こんな若い猫に現れるのは珍しい。
・健康な猫に比べると少し寿命は短くなるかもしれないけど、
食事でコントロールしながら、何年も生きることができる。
・神経質な猫は、ストレスを感じやすく、その影響で内蔵に疾患を
抱えやすいので、残った腎臓の機能を維持しながら、
今後はできるだけ、のんびり過ごさせてあげるように。
・飲み水の量と、体重の変化には十分気をつけて、何か変化が
あればすぐに病院に連れてくるように。
・定期的に血液検査をしましょう。

ざっと、こんなことを言われた気がします。
「慢性」っていうのの意味をよく理解できていなかったけれど
「ずっと具合わるかったんですか?」と聞くと
「そうかもしれない」との答え。
一緒に生活していて、まったく気がついてあげられなかった。
かわいそうで涙があふれました。

とりあえず、薬と療法食でがんばりましょうということになり、
クレメジンという、活性炭の粉みたいなものに、
腎臓で濾過できなかった老廃物を腸で吸着させて、
うんちで出すお薬とフードは腎臓サポートを出してもらい
1ヶ月後にもう1回血液検査をすることになりました。


長くなってしまいました。
そんな訳で、まだまだ、カイザーの腎臓ケアは始まったばかりです。

大好きなおやつは、もう食べられないけれど、
知らずに過ごして手遅れになるよりは、今気がついてよかったと思います。
フードもおいしいみたいで、モリモリ食べてくれるし。



僕は元気だよって、言わんばかりに
カメラ嫌いのカイザーが、こんなポーズを撮らせてくれました。
本当に見ていてどこか具合が悪いところがあるなんて
全然わからないくらい元気に過ごしています。

はじまりは、膀胱炎

2009-05-24 23:24:43 | 病気のこと
カイザーの体調不良は、たぶん私たちの引っ越しがきっかけでした。
引っ越し自体は、4月下旬でしたが、4月に入ってから、
引っ越し業者や、カイザーがボロボロにしてしまったソファーの処分
などで、家の中に知らない人が出入りしていたことも、
人見知りで、ビビリーなカイザーには、少なからずストレスになっていた
のだと思います。

その前も3月は、年度末ということもあって、
私も夫も仕事で夜11時~深夜まで帰れない日が、ほぼ1ヶ月あり、
その間もカイザーは本当にいい子でお留守番をしてくれていました。
我が家に来てから、”下痢の1回もしたことのない健康な子”
というのが、私の中にあって、カイザーの健康を過信していたのです。
帰宅しても1~2時間で寝てしまう私たちに、イライラしていたに違いありません。

引っ越し当日は、早朝からペットショップに預かってもらい、
荷物を全部運び込んでから、カイザーを迎えに行きました。
新しい部屋をへっぴり腰で探検していましたが、慣れるには
数日かかるだろうから、と、特にカイザーの様子が違うことに
そのときは、全く気がついていませんでした。
その夜、いつもはおとなしいカイザーが一生懸命鳴いていましたが、
ただ、慣れない環境だから、そう思っていたのです。
今から考えると、私の実家に連れて帰っていた時も、
慣れない環境で夜に鳴くことなんてなかったのに。
勝手に「前の家に帰りたいのかな?」なんて思い込んでいました。

引っ越してから、3日目。
よくしゃべる猫になったカイザーと、ゆっくり荷物を片付けるつもりで
仕事はお休みをもらいました。
その日の朝になって、私は、ようやく
カイザーの様子がおかしいことに気がついたのです。
トイレにいった後、砂を捨てようとして、オドロキました。
シッコ玉がすごく小さかったのです...。

すぐに動物病院に電話しました。
とりあえず、連れてくるように指示されて、
いやがるカイザーを無理矢理キャリーに詰め込んで
連れて行ったのです。
病院では、おそらく膀胱炎だと思うとのこと。
点滴をうけて、オシッコをとってくるようにということで
いったん帰宅しました。
で、午後にオシッコをとって、もう一度私だけ病院へ。



結果は、やはり膀胱炎。
オシッコに血液と、細胞が混じっているとのことでした。
人間と同じで、たくさん水分をとってオシッコをたくさんしないと
いけないということで、抗生剤と食事療法のフードで
様子を見ることになりました。
引っ越しがカイザーにとっては、すごいストレスだったのです。

後で、猫を飼っている知り合いの方に聞いたら、
そのお宅の猫もたびたび膀胱炎を起こすそうで、
そのときは、すごく鳴くんだそうです。
やっぱり痛かったのかなー。具合悪いって言っていたのに
気がつかないでいて、本当にごめんよー。

文字ばっかりで、長くなってしまったのでこの続きはまた明日...