食い倒れジャカルタ

ジャカルタのうまいものを日々楽しむブログ。

グアバジュースとミックスジュース

2008-06-30 14:59:09 | ジャンク・ファースト・ストリート
インドネシアの贅沢、
フレッシュフルーツジュース。
今日も暑い。
仕事中はさすがに
ビールは無理だから
鮮やかな色の
トロピカルフルーツジュースで
喉を潤す。

なんとなく
グアバジュースの気分。
あのかわいいピンク色の飲み物。
甘くしないで、砂糖無しと注文。

砂糖無しの人は~?
出てきたのは
淡いオレンジ色のジュース。
ミックスフルーツジュース??

あれれ。

ジャンブー、(グアバ)砂糖無し。

言ったつもりが
チャンプール、(ミックス)砂糖無し。。。
そう聞こえていたのね。。。

ありゃりゃ。
失敗。

ジャンブーって言ったの?
問題ないよ、作りかえるよ。
日焼したお兄ちゃんは言ったけど、
でも、ま、いっか。
これも何かのご縁。

ほんのりと何種類かの
フルーツの味がする。
グアバ、オレンジ、シルサック。。。

せっかくだもの、
沢山の果物を食べた気分になって、
ビタミン補給。
お肌にも絶対いいに違いない。

酸辛麺とあたし。

2008-06-28 13:23:35 | ジャカルタB級グルメ
飲んだ後のラーメン。
一番体に悪い、
一番太る。。。
わかってはいるけど
誘いを断れない。

酔っ払ってるのか眠いのか
疲れているのか安心しているのか
自分でもどんな感覚なのかわからない。
ただ、ほどよく気持ちいい。

辛!

スープを口にして
目が覚める。
酔いが遠のく。
疲れが取れる。
気持ちいい。

豚骨、鶏がら、
何種類もの野菜で取ったと思われる
濃厚なスープ。
ニンニクとトウガラシの辛さが強烈。
胃袋の中のアルコールが
中和される気がする。

うまい。

お酒を飲むとトイレが近くなる。
トイレに頻繁に行くと
体の塩分が外に出る。
だからお酒を飲む時は
塩気のあるものを食べた方がいい。。。

嘘かホントか、
どこかで聞いたような、
聞いてないような、
勝手な自己正当論が
頭の中を浮遊する。

さて。。。
不夜城コタは眠らない。
3時半。
長い夜はまだまだこれから。
上に登るか下に降りるか。
前へ押そうか後ろに引こうか。

心理ゲームのサイコロを振る。

週末の酸辛麺@コタ

新婚さんの夜明け

2008-06-27 18:44:07 | 食うんちく
タロイモ科の仲間らしい。
インドネシアでポピュラーな
繊維質の多いお芋。。。シンコン。
ぶつ切りにされて揚げいもになってたり、
スライスにしてチップスになってたり、
経済的な庶民のおやつ。

地下の根の部分がお芋なら
地上の葉っぱの部分は野菜。
人の丈ほど伸びる葉っぱ、
確かにそのまま捨てるより、
食べれるもんなら食べましょう。

この葉っぱ、苦い。
さっと少量の味付けで炒めたものが
付け合せ野菜として出てくる事は多いけど、、、
苦い。
葉っぱの事は、インドネシア語でダウン。
だからシンコン芋の葉っぱのことは
ダウン・シンコン。

ダウン・シンコン。。。??
新婚さんの、、、夜明け?
あーまた発想が頭から離れない。

ダウン・・・dawn・・・夜が明ける(英語)。
英単語の中でも好きな響きの単語のひとつ。
なんとなく詩的で、
紫色に染まる空に黄金色の光。。。
そんな朝を想像する。
「夜明け」というより「暁」。

本当の新婚さんの夜明けは、
この葉っぱみたいに苦い味ではなく、
甘~いものだと思うけれど。

白菜と豚肉のスープとあたし。

2008-06-26 13:11:04 | ジャカルタB級グルメ
古いお店なのに綺麗にしている。
爽やかな翡翠色の椅子と制服、
明るい自然色のテーブルのせいかな。
外見とは全然違う広々とした店内に驚く。

お客の感じもちょっと違う。
よくあるルマ・マカンみたいな
庶民風で騒がしい感じでもなく
高級レストランのような
派手な人たちでもない。
普通の上品な家族やグループ。

珍しいな。
こんな雰囲気のレストラン
あんまり見たことない。

ウエイトレスが
注文を取りに来る。
お薦め料理を聞く。

うちは魚のスープが有名です。
みんなが食べてるあれです。

見るとどのテーブルにも
大きなスープボールが乗っている。

へえ。

迷っていると、
わかりやすく、
しっかりした言葉遣いで
他のメニューも丁寧に説明する。
そこそこの年と思われる
年季の入ったウエイトレス。
お店の経営方針が伺える。

いいお店だな。

白菜と豚肉のスープ、
それにシーフードのおかずとご飯を注文。
ブンクスにしてもらってる間、
お待たせしてすみません、と
お茶が出てきた。

有り得ない!
ジャカルタでこのサービスは。

派手な看板もない、
一見中国料理レストランとも
わからないこの店に、
今日もこれだけの人。
店が客を呼び、客が店を作る。
そんな当たり前の事が
中華の激戦区コタで
ちゃんと蓄積されてきた店なんだろう。

持ち帰った白菜と豚肉のスープ。
クリアスープはしっかりダシが効いていて
塩分も調度いい。
白菜の甘さ、豚肉の旨味。
きちんとした「食べるスープ」。

うまい。

普通の家庭料理のような、
毎日食べるための中国料理。

薄緑色の白菜と肌色の豚肉。
この彩色はまさに
あのレストランのインテリアそのもの。
派手じゃないけど、
豪華じゃないけど、
正直で真面目で飽きの来ない
料理も人も、そしてお店も。。。
そんな思いが伝わる気がした。

白菜と豚肉の正直スープ@コタ

キラースマイル・マルガリータ 2

2008-06-25 12:23:21 | 飲み潰れジャカルタ
やっぱりかわいいなあ。
マルガリータが進むにつれて
会話も盛り上がる。

ブランデーに火をつけて、
大げさなパフォーマンス。

相変わらずベタな水商売トーク。
あはははは。
あたしもお決まりに笑う。

やばい、やばい、やばい。
ダメ。
ちょっと酔っ払いすぎた。
意識が遠のいていく。
甘いものが欲しくなる。。。

。。。。。。。。。。。。。。。。

ゲームは終わり。
朝になれば戦うあたしに戻る。

キラースマイルマルガリータ@コタ #2

戦い終わって、日が暮れて。。。

2008-06-23 20:52:30 | 食うんちく
忘れていること。
毎日食べられることに、感謝。

B級グルメ。。。そうは呼んでも
豪華食材満載のジャカルタのルママカン。
エビ、カニ、ロブスター、
ビーフ、ピータン、ふかひれ。

ここでは当たり前の南国果物。
ドリアン、マンゴー、パパイヤ、グアバ。
手に入らない場所もある。

路上の屋台やカキリマ。
1食100円や200円の食事。
それも食べられない人たちがいる。

あたしが世界を全部幸せにするとか、
世界中の貧困や飢餓をなくすとか、
そんなこと出来るわけない。
哀れんであたしも絶食とか?
そんなことも偽善。

でも、せめて、だからこそ
毎日食べられることに感謝。
食べているものに感謝。

食べものは、無駄にしない。
おいしく笑顔で食べる。
それぞれの食べものの
栄養や特徴のことを学んで、
感謝と愛情をもって食べる。

自分の体の血となり肉となり
骨になり脳みそになる食べもの。
一生続く大切なお付き合い。
だから、忘れてはいけない。

今日も食べられることに、感謝。

座右の銘

2008-06-21 14:42:13 | 食うんちく
忙しい時に限って、お腹が減る。
食べたいけど、食べれない。
だから余計イライラする。
イライラするから仕事もはかどらない。
あ~~~~~~~。
取り合えず、ここで一旦休憩、
ご飯ご飯ご飯。。。
そう思った時はたいてい3時過ぎ。

冷めちゃったアヤムゴレンとか
ベチョベチョになっちゃったガドガドとか。
5分で流し込む。
そのはしから携帯が鳴る。

仕事仕事仕事。。。
仕事仕事仕事。。。

しょぼいミスが出始める。
目、痛い。
電話の音の幻聴にびくんとなる。
件名:「至急」のメール。
これ以上何をどう急げと。。。

頭の中で糖分低下警報が鳴る。
「ノウミソ・マワッテ・イマセン」

おやつおやつおやつ。。。
おやつを食べよう。
そう思い出した時はたいてい
机の上のおやつにも気付いていなかった時。
外は真っ暗。
もう誰もいないオフィス。

カチャカチャカチャカチャ。

あたしのキーボード音だけが響く。

ウィ~ンウィ~ンウィ~~・・・・ン。

ありゃりゃ。
プリンターもインク切れ。
さすがに、、、あたしもエネルギー切れだ。

帰るか。

「腹が減っては戦は出来ぬ」

明日も戦が待っている。。。

やすやす(易&安)白玉ぜんざい

2008-06-20 21:05:30 | 自作自演グルメ
白玉はおもしろい。
インドネシアでも
そこらへん中で売ってる米粉。
水でこねて、
お団子を作って、
ゆでる。

煮えたぎる鍋底でグツグツもまれ、
アチチチチ~~~。
浮いてきたとこをすくって、
冷水にボトン。

ひゃ~~~、
冷て~~~。
助かったぁ~~~。

①終わり。簡単。

普通のぜんざいは、あずき。
でも簡単な緑豆を使うっちゃう。
手抜きで煮れるから。

水にひたして一晩、
冷蔵庫でゆっくり安眠した乾燥緑豆。
塩ひとつまみ入れて火にかけとくだけ。

おいおい、なんだ?
これからどうなるんだよ~。
いいのいいの、
ちょっと待って。

柔らかくなったら味付けはグラメラ。
好きな分だけ削って使う。

②終わり。
これまた簡単。

①と②、冷蔵庫でよぉ~く冷やす。
お気に入りの陶器の器も忘れず冷やして。

さてさて、遂に食べごろ。
冷やしておいた器に
よぉ~く冷えた①と②を入れて、
これまたよぉ~~く冷えた豆乳をかける。
普通に飲むには甘すぎるSWEETENの豆乳。
これが調度いい。

ちゃちゃちゃっと混ぜたら、
はい、完成~~!!

う~~~。
うまい!

誰か遊びに来ないかな。
白玉も餡も沢山作りすぎちゃった。
しかも、材料ってば安~いよなぁ。

緑豆と豆乳の白玉ぜんざいやすやす(易&安)レシピ

・米粉 適量
・乾燥緑豆 適量
・塩 適量
・水 適量
・グラメラ 好みの分量
・豆乳 好みの分量

。。。。全然「レシピ」になってない。。。。

各味係の主張

2008-06-19 17:22:13 | ジャンク・ファースト・ストリート
また驚き。
昨日「しうまい」の話をしたら、
今日「しうまい」がやって来た。
本日のおやつ。
昔から、頭に浮かんだ食べものに
偶然ありつく確率が結構高い。
あたしと食べものの以心伝心。
食い倒れ人生の
食い倒れ人生たる所以。

今日のしうまい、
自転車の荷台の物とはちょっと違う、
大きめですこーし高級?
だから今日のおやつ配分、
オフィスガールの神経が張る。

配分前、
キッチンで先に食べちゃおうとしたら、
「ひとり一個」
釘を刺された。
はい。あやうく2つ取るとこでした。

みんなの視線も集中する。
誰が先に食べたかBook Keeperがいるね。
後で配られたら二重に食べれるもんね。
大きな笑い声をあげながら、
普段とは違う、
特別なおやつで盛り上がる。

ルールどおりちゃんと一個
ちょこんとお皿に乗せて
お決まりのピーナッツソースをかけていると、
ケッチャップマニスはいらないの?
ジュルックニピスもそこにあるよ。
横目で監視していたみんなからご指導が入る。

あ、そうか。。。
しうまいにはピーナッツソース、
と断言したあたし。
インドネシアの流儀で食べるべし、、、。
なんて言っておいて、
ケチャップマニスとジュルックニピス、
君達の存在を無視していたね。

「俺たちを忘れるんじゃねぇ」

今日のしうまいの登場は、
甘味係、ケチャップマニス、
酸味係、ジュルックニピス、
彼らからの自己主張の叫び。

ラジャー。

しかと、心得た。。。

「しうまい、うまい。。。」

2008-06-18 21:59:17 | ジャンク・ファースト・ストリート
そのむかーーーし、
こんなCMがあった。

「しうまい、うまい。。。」

しうまい。。。
インドネシアでもうまい。
しうまい=シュウマイ。

インドネシアの一般的な
路上で売られている「しうまい」は
日本のエビシュウマイとかカニシュウマイとか、
あんなファンシーなのと全然違う。
蒸した練り物。。。コンセプトは同じ、
それはわかるんだけど。。。

路上のしうまい屋さんは、たいてい自転車。
荷台に乗せたバケツみたいに大きなホーロー鍋に
ブロック塀を積み重ねるみたいに、
見事に器用に様々な蒸し物が
ぎゅうぎゅう詰に入れられている。

魚系の練り物、イカ系の練り物、
にがうりをくりぬいたものに詰められた練り物。
そして一緒に
じゃがいも、ゆで卵、豆腐、キャベツ。。。
色々仲良く蒸されてる。
これ全部総称で「しうまい」。

指差しながら、
これ1個、こっち2個、
それはいらない、あ、これも1個、
そんな風に注文。
さささっと一口大に切ってくれる。

これを、ドロドロのピーナッツソースで食べる。
さっとかけて、なんてもんじゃない。
ぐちゃぐちゃに和えて、
大きめの具が入ったカレーぐらいにして食べる。

ねとっ。

練り物の歯ごたえ。
この感触の食べ物を他に探すのは難しい。
くせになる。

ぐちゅっ。。。
ふにゅ。。。

繊維質のキャベツや、ゆで卵の弾力、
色々な食感が口の中でパレード。
行進曲のリズムで。

日本人的には、
わさび醤油かからし醤油で食べてみたい、、、
そんな時もあるけど、
それはご法度。
インドネシアの食べものは、
あくまでインドネシアの流儀で食べるべし。
それが一番うまいに決まっているから。