≪教育シンポジューム≫ ~どうする!大阪の教育 ~
矢野裕俊氏 (武庫川女子大学教授)
久保敬氏 (元小学校長)
辻野けんま氏 (大阪公立大学准教授)
2021 年 5 月 17 日に久保敬校長がコロナ禍の中での小学校の授業をめぐって、大阪市長・教育長に 出した「提言書」は、「公教育はどうあるべきか真剣に考える時が来ている」と今の大阪の教育に対し て警鐘を鳴らした。学校はグローバル人材を作り出す工場と化し、子どもはテストの点によって選別 され、教職員は喜びの無い仕事に疲弊しているという。
虐待・不登校・いじめが増加し、10 代の自殺 が急増していることも指摘している。そして「生き抜く」世の中ではなく「生き合う」世の中を、と提 案する。この「提言」に多くの賛同が寄せられた。とくに海外の教育研究者の応援は興味深い。いま世 界の教育が、競争主義や成果主義の政治にさらされる中で、『何のため/誰のための教育か?』という根 源的問いを世界に惹起したのが久保氏であったと、辻野さんは言う。
今回その久保敬さんと、橋下市長 の時の教育委員長であった矢野裕俊さん、そして教育行政学に詳しい辻野けんまさんにご参加いただ き、大阪の教育の危機的状況を共有し、「みんなで考え・悩む」(久保)場にできたら良いかと思う
日時:2024 年 2 月 3 日(土)17:00~19:30
場所:いくのパーク(旧御幸森小学校)・多目的室
〒544-0034 大阪市生野区桃谷 5 丁目 5-37 (1F 正門入って左奥)
注意事項: 予約をお願いいたします。当日参加も OK です。
連絡先: rsm48010@nifty.com・090-1222-3187(ともに岩山です)
資料代: 500 円
主催:子どもの居場所 Yu-Ya(ゆや)・多文化福祉研究会