全国の大学教員850人(4月9日現在)が賛同者となって結成された「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」が4月9日に内閣官房を通じて安倍首相あてに「即時脱退を求める要望書」を提出、林農相にも同文書を渡した。同会は10日に記者会見と関係者との意見交換会を国会内で開いた。
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【TPP】米国ルールの受け入れ 大学教員の会
4月10日に記者会見や意見交換を行った「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」の呼びかけ人はそれぞれの専門分野からTPPの危険性、日本政府の問題点などを訴えた。なお同会の賛同者は4月11日午後1時現在で878人となっている。
●TPPは大企業の都合に合わせる第3の構造改革
●TPPは米国のルールに従うこと日本の制度が水泡に帰す
●農業改革論とのすり替えは間違い事前協議とは国民の暮らしを差し出すもの
●民主主義の根本に関わる問題
●秘密主義はまったく異例の交渉
●TPPは農業問題だけではない共同研究で明らかにしたい
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