気配がする中で素早く低空で飛ぶ姿は風情があるものだ。青空に映えるものは沢山あるに違いないが曇天が似合う風物詩というのはなかなか貴重ではないだろうか。もうあと少しで梅雨明けが近づいている毎日。燕の姿に風情を感じてみるのも一興かもしれない。南の海から台風がやってきている中、北部九州はといえば梅雨の晴れ間といったところか、青空も時折のぞく1日になった。晴れた空がのぞく度、少しずつ少しずつその色も夏の青さへと近づいているのが分かる。湿気の辛い梅雨が終わるまであとほんの少しの辛抱だ。少し空気が変わったような風が感じられる日だった。まだまだ湿気の多い梅雨真っ盛り。少しばかり息までも苦しくなるような毎日が続いている。ところが、広がる厚い雲の上では確実に夏が近づいているに違いない。夏の一面の青空が待ち遠しい日が続く。
アンジェリカワックス
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